恵美人(ちえびじん)中野酒造
●大分県から注目の地酒が名乗りを上げた!
温泉地で有名な大分県別府市の北東、国東(くにさき)半島の南端部に位置する杵築(きつき)市。
江戸時代には杵築藩松平氏3万2000石の城下町として栄えた国東半島の政治経済の中心地でした。
杵築城を中心に南北の高台に武家屋敷を配し、その谷間に商人の町を挟んだ日本唯一の「サンドイッチ型城下町」としても有名な杵築城の西部に「ちえびじん」を造る中野酒造があります。
●その名は ちえびじん
「ちえびじん」。
この酒名の由来を知りたい方は多いのではないでしょうか?
中野酒造は1874年(明治7年)に創業され、現在で5代続く酒蔵です。5代目が現在の代表取締役、中野勢三(せいぞう)さんで、6代目を継がれるのが淳之(あつゆき)さんです。
この蔵に代々続く銘柄「智恵美人」は、創業者の奥様「智恵」さんの名前にあやかり付けたのが始まりだということです。
創業以来、国東半島の地酒を造って来ましたが、淳之さんによって新たに誕生した酒が「ちえびじん」
単に漢字をひらがなに変えただけではありません。
漢字の智恵美人が従来の地元の酒という位置付けで、ひらがなの「ちえびじん」は高品質な特定名称酒というポジションで全国の地酒専門店のみに出荷される特約店限定品です。
全国の地酒専門店37軒(平成26年11月時点)のみで取り扱われているレアな銘柄です。
●新進気鋭 中野淳之さんについて
6代目を継がれる淳之さんは、2002年に東京農業大学を卒業後、すぐに大阪府の大手酒類卸売会社に就職。
そして、2007年に退職、実家の蔵に戻ります。
淳之さんは他の蔵で酒造りを学んでいません。従って、戻った当初は酒の出来不出来が現場の作業のどの部分に由来するのかを把握出来ないこともしばしばで、このことには会社全体で危機感を持ったそうです。
このままでは蔵の発展は無いと考えた淳之さんは現場に入る決意をします。
独学ということもあり、様々な試行錯誤の中、失敗や成功を繰り返しながら6代目継承に向け、日夜酒造りに取り組んでいます。
●柔かな香り、円やかな口当たり。大分の地酒のイメージを変える美酒。
「ちえびじん」の特長は円やかな口当たりです。
地元流通の「智恵美人」は地元の甘めの味付けの御料理に合わせて、甘味も旨味もしっかりした酒質に仕上げられているのですが、「ちえびじん」はとても柔らかくてフルーティー。
これは、International High Quality Trophy「国際最高品質賞」にも輝く程、高品質な仕込み水に由来します。地下200mより湧き出した六郷満山の御霊水が「ちえびじん」の命。柔らかな飲み心地の酒の源です。
香りにも特徴があります。立ち香はかなり控え目です。しかし、一口含むと柔らかくフルーティーな吟醸香を感じます。「立ち香よりも含み香」淳之さんの食中酒への意識が高く、尚且つ軽快さも大切に考えられたこだわりが香りにも表れています。
●若手の力で飛躍し続ける「ちえびじん」
「ちえびじん」には杜氏はいません。
淳之さんと同級生の前原正晴さんの2トップを中心に若手のみで醸しています。
また、淳之さん自ら営業活動やイベントへの積極的な参加も行っており、今回も遠方の御客様への販売を佐野屋に託されました。
若手のパワー、情熱に満ち溢れた「ちえびじん」が大分県の地酒界の新たな1ページを開いてくれる物と確信しております!
●店主がちえびじんを選んだ理由
最近、注目される酒蔵の条件の1つに、世代交代した後継者が手掛ける「新ブランド」を全国展開する手法があります。
しかし、それだけで蔵が人気になるほど日本酒業界は甘くはありません。
私は2010年以降、約360社の酒蔵を訪問し、想像以上に多くの次世代蔵元が存在することに気付きました。
では、次世代蔵元の全てが名を広めることに成功しているのかというと、実際には極少数だというのが現状です。
蔵の名前を全国に広める為には更に幾つかの条件があり、中でも私が重要だと考えているのが「次世代の蔵元が自ら率先し、外に出て一般消費者の前に立つなど、自らのブランドを売り込む努力をしているか」という点です。
後継者が積極的に表に出て蔵をPRする、これが出来るか出来無いかが1つの鍵になると考えています。
そう考えると、中野酒造の後継者、中野淳之さんは自らが手掛けた銘柄「ちえびじん」を引っ提げ、次世代蔵元として全国の消費者の前に立ち、積極的にブランド認知の努力を行う姿勢は当店が求める新進気鋭の理想的な姿。
もちろん酒質もとても良く、佐野屋がインターネットで全国の消費者の皆様に発進することで、大分県から新たな銘柄がブレイクすれば素晴らしいと思い、取扱いを決めました。
今後もますます良くなる銘柄だと確信しております。消費者の皆様と共に「ちえびじん」を応援していければと考えております。
よろしくお願い致します。
佐野吾郎
地酒.COMは蔵元との太いパイプにより、
商品の安定供給を受けています。
智恵美人(ちえびじん)中野酒造の蔵元・中野代表とJIZAKE.COMの佐野吾郎です。
販売はインターネットを代表する佐野屋が蔵元に代わって責任を持って行わせて頂きます。
当店は蔵元との太いパイプにより、商品の安定供給を受けております。
インターネットでちえびじんをお求めの際は、是非とも地酒.COM、佐野屋をご利用下さい。
各種メディアの取材には喜んでご協力させていただきます。
取材のご依頼は「お問い合せフォーム」から。
またはお電話(072-840-2920)で。
地酒.COM 佐野屋は話題性のある酒蔵の情報を御提供致します。メディアの皆様の取材に御協力させて頂きます。
2024年5月
●「全国新酒鑑評会」で入賞!
中野酒造は2024年5月「令5酒造年度全国新酒鑑評会」にて入賞しました。
2024年3月
●「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」にて金賞受賞!
2024年3月、東京都千代田区の学士会館において「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」が開催されました。14年目となる2024年の今大会は260社から1,038点がエントリー。その中から「プレミアム純米部門」において「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」が金賞を受賞しました!
2023年5月
●「KURA MASTER 2023」にて金賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、まずは各部門ごとにプラチナ賞と金賞が選ばれます。
その結果、純米酒部門において「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」が金賞を受賞しました。
2022年6月
●「KURA MASTER 2022」にてプラチナ&金賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、まずは各部門ごとにプラチナ賞と金賞が選ばれます。
その結果、純米酒部門において 「ちえびじん 純米酒」が金賞受賞。純米大吟醸酒部門において「ちえびじん 純米大吟醸 山田錦」がプラチナ賞を受賞しました。
2022年3月
●「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022」にて金賞受賞!
2022年3月8日、東京都千代田区の学士会館において「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」が開催されました。
12年目となる2022年の今大会は292社から過去最高の1064点がエントリー。その中から「プレミアム純米部門」において「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」が金賞を受賞しました。
2021年8月
●「KURA MASTER 2021」にてプラチナ賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、各部門ごとにプラチナ賞と金賞として評価されます。
その結果、純米酒部門において「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」がプラチナ賞受賞を受賞しました。
2020年9月
●第14回「インターナショナル・サケ・チャレンジ」にて銀賞受賞!
2020年9月16日、東京・港区の東京アメリカンクラブにおいて、国際的日本酒コンテスト、第14回「インターナショナル・サケ・チャレンジ」が開催されました。
本年度は各審査員が全ての酒を審査する方式で行われ、各賞が決定されました。
30点満点の評価表を用いて以前よりも更に詳細な項目に分かれた外観、香り、味わい、そしてそれらの総合的印象として調和と気品、精神的高揚感・充足感の有無も評価し審査されました。
その結果、「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」、「ちえびじん 純米酒」が銀賞を受賞しました。
2020年8月
●「KURA MASTER 2020」にてプラチナ賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
2020年8月31日、パリ市内で開催された「第4回KURA MASTERコンクール」は4名のMOF(フランス国家最高優秀職人章)ソムリエを含む、トップソムリエら51名の審査員が参加。
824銘柄の中から純米大吟醸酒部門において「ちえびじん 純米大吟醸 山田錦」がプラチナ賞を受賞しました。
2019年 6月
●「KURA MASTER 2019」にて金賞W受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査されます。
2019年度は過去最多の271蔵より720銘柄が出品。その中から純米酒部門において「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」と「ちえびじん 純米酒」が同時に金賞を受賞しました。
2018年 5月
●「KURA MASTER 2018」で最高位プレジデント賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から始まった日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人(ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど)。
全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、純米大吟醸酒&純米吟醸部門、純米酒部門、にごり酒部門(デザートに合う)の3つの部門で評価されます。
2018年5月28日、2年目となる「KURA MASTER」の審査会が実施。
その結果、純米大吟醸&純米吟醸部門において「ちえびじん 純米大吟醸 山田錦」がプラチナ賞を受賞。また、純米酒部門において「ちえびじん 純米酒」はプラチナ賞の中から更に選出され、最高位プレジデント賞に輝きました!
その様子は日本経済新聞やフランスのメディアでも紹介されました。
2015年 7月
●「世界が憧れる日本酒78」にて高得点を獲得!
2017年2月、書籍「世界が憧れる日本酒78」にて、「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」が90点以上の高得点を獲得した日本酒として紹介されています。
その無濾過生原酒バージョン「ちえびじん 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒」はこちら!
2015年 7月
●「第7回 雄町サミット」にて優等賞受賞!
平成27年7月30日に「ホテル椿山荘東京」で開催されました、第7回雄町サミット」歓評会にて、全国から岡山県産「雄町」を使用した酒が、166点出品される中、専門家たちの審査により、純米酒の部で「ちえびじん特別純米備前雄町」が優等賞受賞酒に選ばれました。