
《繊細な手仕事から生まれる優しい佇まいの切子》
ガラス作家:サブロウ(神通硝子製作所)
サブロウさんはインスタフォロワー数2万人を超える人気のガラス作家さんです!
Instagramに毎回アップされる美しい器たちにときめきながら、いつかお取り扱いできたら…とひそかに思っていました。
思いきって工房にお邪魔してから約1年、ようやくご縁がつながりました。
皆様にご紹介するのは、最新作の「ボタニカル切子」です。
シンプルな透明ガラスの酒器に、琵琶湖のほとりで出会う草花をモチーフにした切子模様をぐるりとあしらいました。
素朴でナチュラルな佇まいの中に、繊細な手仕事のぬくもりが光ります。
ほっとする可愛らしさと、丁寧につくられたものならではの特別感。
いろいろコレクションする中でも、飽きがこないのはこんな優しい器なのではないでしょうか?
-----シニアソムリエ:佐野雅子----
==ひとつひとつの行為を大切にしたくなる 空間や道具を提案いたします==
環境が育ててくれている。
サブロウとユキの二人で制作しています。2人とも、20代はじめの3年間ドイツで暮らしました。
その時に感じたことが、今の考え方の基礎になっているように思います。
当時のドイツ人の暮らし方は、普段は質素な生活で、とてもシンプルに感じました。
そんな、時間やモノを大切にする暮らし方のような道具や空間が作れたらと思い日々、制作をしています。
富山でガラスを学びました。そして、ユキと結婚し男の子2人に恵まれました。
2022年、22年過ごした富山を離れ滋賀県高島市に移住しました。
環境の変化と共に作品も変わっていきたいと思っています。
-----saburo 神通硝子製作所-----
【profile】
1976年 滋賀県生まれ
1996年よりドイツにてワイン関係の仕事をする。
在独中に訪れた、ベルリンにあるガラスブロックで建てられたカイザーヴィルヘルム教会に感銘を受ける。
2000年 帰国後、富山に移住して翌年より富山ガラス造形研究所でガラスを学ぶ。
卒業後は、アート作品を中心にさまざまなイベントに参加。
ガラスのためのイベントを増やしたいと思い、企画・運営も行う。
その後アートからインテリアに興味が移り、2005年頃より工芸に興味をもち、本格的にうつわ制作に取り組む。
2022年 故郷である滋賀県に工房を移す。