
蜜輪(みつわ) 京田辺市(きょうたなべし)

新たな取引先を求めて京都ギフトショーへ足を運んだのが2026年の3月上旬。
会場を歩くなかで、ある一枚のポスターの前で思わず足が止まります。
「Honey & Liquor お酒に恋する、蜂蜜」
京都府京田辺市で養蜂を営む「蜜輪(みつわ)」のブースです。
言葉に惹かれるままに近づき、差し出された試食——はちみつ漬けのナッツをひと口食べた瞬間、
「これは、お酒に合う」と確信しました。甘さの奥に深みがあり、
日本酒やワインと組み合わせたときの可能性が、頭のなかで自然と広がっていきました。

その場で生産者・小西伸弘さんと言葉を交わし、後日あらためて京田辺へ伺う約束を取り付けます。
3月下旬、私、齋藤と店主・佐野の二人で小西さんの養蜂場を訪問。
実際に巣箱を目の前に、小西さんのこだわりと養蜂への姿勢を直接伺いながら、
その丁寧な仕事ぶりに改めて感銘を受けました。
こうして佐野屋と蜜輪との取引がはじまることとなりました。
●純度100%、自然の恵みをそのままに
蜜輪が大切にしているのは、「余計なことをしない」という一点です。
京都山城地方の豊かな自然のなかでミツバチが集めたはちみつは、最低限の処理のみにとどめ、
ひとつひとつ丁寧に瓶詰め。
天然酵素をできるかぎり損なわない純粋はちみつとして届けることが、小西さんの変わらぬこだわりです。

●佐野屋でお取り扱いをするラインナップ
今回、佐野屋にてご用意するのは全7種。
蜜輪の百花蜜にナッツやドライフルーツを漬け込んだ「はちみつ漬け」シリーズ4種、缶入りのカシューナッツ2種、そしてひときわ個性的なのが「八味」です。
ナッツに七味をまぶし、はちみつでコーティングした一品で、
ピリリとした辛さのなかにはちみつの甘さが後を引く、お酒との相性抜群の逸品。
試食した瞬間に「これだ」と確信した、まさにあの味です。
なお、はちみつそのものについても、いずれ佐野屋でご紹介する予定です。

●日本酒・ワインと蜜が出会う、新たな可能性
「蜜輪」という屋号には、はちみつを通じて人・地域・環境の輪を広げていきたい、
という小西さんの想いが込められています。
佐野屋が扱う日本酒やワインと、蜜輪のはちみつ。
一見異なるようでいて、その根底には共通するものがあります。
自然の力を最大限に引き出し、余分なものを加えず、本物の味わいを届けること。
あのポスターの言葉通り、「お酒に恋する蜂蜜」として、お客様の食卓に新しい楽しみ方を生み出してくれると確信しています。
(文章:齋藤貴秀)


















































