
七種の契約栽培米が集結、羽黒テロワールを飲み干すプレミアム普通酒 ◇白露垂珠 プラスα 無濾過清酒 1800ml
商品説明
《 羽黒の田んぼが、一本の酒に。7種米のオールスター「プラスα」 》
庄内・羽黒の田んぼで育った酒米たちを、
一滴たりとも無駄にせず一本にまとめ上げたのが、
「白露垂珠 プラスα 無濾過清酒」です。
亀の尾、美山錦、出羽燦々。
本来なら純米吟醸や純米大吟醸クラスの仕込みに使われる米。
それらを“7種”集めて仕込んだ、特定名称酒クラスのスーパー普通酒です。
果たしてどのような味なのか。
その答えを知るには、
今夜の食卓にこの一本をそっと置き、
いつものおかずに一杯だけ“プラスα”してみてください。
グラスの中で静かにほどけていく香りと、
すっと寄り添ってくる米の旨味。
羽黒の田んぼが育てた7種の米が、
その一口目から、あなたの舌にそっと答えを教えてくれます。
《 純米大吟醸クラスの米を集めて仕込む、贅沢なのに肩肘張らない晩酌酒 》
白露垂珠で使われる米は、どれも羽黒の契約栽培米です。
田んぼの様子を見ながらつくる米なので、収穫量は毎年きっちりとは揃いません。
「750キロ仕込みなのに、800キロ届いてしまった」。
そんな“少しだけ余る米”が、どうしても生まれてしまいます。
「手塩にかけて育てた米を、決して無駄にはしたくない」。
そこで蔵が考えたのが、その年の最後の仕込みに、
余った7種の契約栽培米を「プラスアルファ」して一本の酒にすること。
そうして生まれたのが、白露垂珠 プラスα 無濾過清酒というわけです。
この名前をつけたのは、もちろん相沢こづえ女将。
「ミラクル」「小悪魔」「ジェリーフィッシュ」など、
印象的な銘柄名を次々と生み出してきた、蔵のネーミングディレクター的存在です。
余った米をただまとめただけの酒では終わらせない。
そこに物語と遊び心を与えるのが、この女将の大きな役割でもあります。
中身の設計も、名前負けしません。
使用するのは、本来なら純米大吟醸や純米吟醸クラスの仕込みに使われる、
羽黒産の契約栽培米たち。
それらを精米歩合65%まで磨き、
酒質を整えるために米由来の醸造アルコールをほんの少しだけプラスしています。
さらに、あえて炭素ろ過を行わない無濾過仕上げ。
米の風味を損なうことなく、そのまま瓶に閉じ込めました。
表示上は「普通酒」ですが、
中身はほとんど特定名称酒クラスの設計と言っていい一本です。
《 今日は焼き魚か、それとも鍋か。晩御飯が楽しみになる日本酒 》
この酒は、きれいな米の旨味と、やや辛口のキレのバランスが持ち味です。
口に含むと、まず米のやさしい旨味がふわりと広がります。
そのあとでスッと切れていくので、重たさを感じさせません。
軽すぎず、重すぎない、まさに“ちょうどいい飲みごこち”というイメージです。
毎日の晩酌に、肩ひじ張らずに選べるタイプの日本酒と言えます。
■推奨温度
【キンキン冷え(5 8度)】
よく冷えた状態では、キレの良さがいちばん際立ちます。口当たりはとても軽快で、油を使った料理の後口をすっと流してくれます。最初の一杯や、風呂上がりの一杯にぴったりです。
【冷や(10 15度)】
少し温度が戻ると、米のふくらみがほどよく顔を出します。旨味とキレのバランスが整い、食中酒としての本領発揮といったところでしょう。刺身や冷菜と合わせるなら、このゾーンが一番扱いやすい温度帯です。
【常温(20℃前後)】
羽黒の米らしいやわらかな甘みが前に出てきます。香りも穏やかに広がり、煮物や焼き魚との相性がぐっと良くなります。ゆっくり会話を楽しみたい夜に、盃を傾けながら飲みたい飲み方です。
【ぬる燗(40 45℃)】
出汁のような旨味の厚みが増してきます。辛口のキレは残しつつ、口中でふんわりと膨らむ感覚が心地よい温度帯です。豆腐料理や鍋物と合わせると、酒と出汁が溶け合うような一体感が楽しめます。
【熱燗(50℃前後)】
キレがいっそう引き締まり、骨太な辛口の顔つきに変化します。寒い日に、しっかり温まりたいときにおすすめの飲み方です。味の濃い料理とも負けずに渡り合ってくれるので、お燗派の方にも一度試していただきたいですね。
【推奨食べ合わせ料理】
◎庄内浜の白身魚の塩焼き
日本海で獲れた鯛やヒラメの塩焼きに、きれいなやや辛口がよく合います。
焼き魚の香ばしさを引き立てつつ、後口はすっと切れて、次のひと口を誘ってくれます。
◎鱈ちり鍋(日本海の鱈を使った鍋)
やわらかな白身と昆布出汁の組み合わせに、この酒のぬる燗がぴったりです。
出汁の旨味と酒の旨味が重なり合い、締めの雑炊までじっくり楽しめます。
◎庄内豚のソテー
脂の甘い庄内豚をシンプルにソテーして、塩と胡椒で。
冷酒なら脂をすっきり流し、常温なら肉のコクと酒の旨味が心地よく溶け合います。
◎山菜ときのこの天ぷら
こごみやタラの芽、舞茸などの天ぷらには、少し冷ました冷酒がよく合います。
山菜のほろ苦さときのこの香りに、酒の軽やかなキレが寄り添い、春から秋の食卓を彩ってくれます。
《 「普通酒でここまでやるか」と思わず笑顔になる一本 》
7種の契約栽培米を集めて仕込んだ、白露垂珠のスーパー普通酒。
この一本が冷蔵庫に入っているだけで、晩酌の風景が少し変わります。
「今日は何と合わせようか」。
そんな会話が生まれ、焼き魚や鍋、そばの一杯まで、食卓全体がゆるやかにつながっていきます。
冷酒から燗酒まで温度帯を選ばない懐の深さも、日々の食事と付き合いやすい理由のひとつです。
白露垂珠の上位クラスは、国内外のコンテストで金賞受賞歴のあるブランドとして知られています。
その蔵が「毎日の食卓にこそ届けたい」と考えて仕込む日常酒が、このプラスα。
実際に、一升単位でリピートされる晩酌の定番として、日本酒ファンから静かな支持を集めています。
そして、ここからが少しだけ残念なお知らせです。
この「白露垂珠 プラスα 無濾過清酒」は、今期の仕込みを最後に終売が決まりました。
蔵に残る在庫も、いま手元にある数ケースのみ。
今回お届けできる分が、本当に“最後のプラスα”となります。
難しいことを考えず、まずはいつもの夕飯に一杯。
羽黒の田んぼから届いた7種の恵みが、今日のごはんをそっと底上げしてくれます。
「次は燗で飲んでみようかな」。
そう思えたとき、この一本はもう、あなたの家のレギュラーメンバーになっていることでしょう。
在庫があるうちに、ぜひ一度、そしてできればもう一度、お楽しみください。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。(クール便は宅配ボックをご利用できません。不在時は持ち帰りになります。)
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 この酒を造る「竹の露」白露垂珠についてのご説明。 》
山形県鶴岡市、日本海の恵みと庄内平野の豊かな大地に育まれた「米どころ」。
ここは歴史と伝統が息づく地域であり、東北随一の霊場「出羽三山」の羽黒山がそびえる地でもあります。
この地で、1858年(安政5年)創業の老舗酒蔵が「竹の露」。
修験僧が集まる羽黒山の年中行事の酒を醸す、修験僧に愛された酒。
蔵の近隣は昔から竹の産地であり、竹林に囲まれた環境で美酒を醸す酒蔵として、いつの頃からか「竹の露」とよばれるように。
地下300メートルまで掘られた井戸から汲み出す無菌超軟水の水脈。
「一升盛麹蓋法(いっしょうもりこうじぶたほう)」という、手間と技術を要する伝
統技法を採用。
この製法で造られた麹は糖化力がとても強く、理想的な発酵が行えるのが特徴。
白露垂珠の酒の特徴は、どの酒も淡麗なのに旨さがあり、後味のキレがよいこと。
芳醇辛口の酒を造ることを得意とする酒蔵です。
そして食中酒として、幅広い料理と併せて楽しむことができる点にあります。
佐野屋のネット通販初期から取引が継続している長い付き合いがある酒蔵です。
(文章:佐野 吾郎)
| 商品スペック | |
|---|---|
| 容量 | 1800ml |
| 製造元 | 竹の露(山形県) |
| 特定名称 | 普通酒 |
| 原材料 | 米・米麹・醸造アルコール |
| 生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
| 保存 | 静かな冷暗所 |
| メーカーサイト | http://www.takenotsuyu.com/ |
| ■甘辛:やや辛口 ■原料米:山形県羽黒産の7種類の米 ■精米歩合:65% ■アルコール度数:15.5度 ■日本酒度:+3.0 ■酸度:0.9 | |






















































