
牡蠣や秋刀魚にも合う、料理を引き立てる“よりそい秋味”。 ◇賀茂金秀 特別純米 秋あがり よりそい秋味
商品説明
《 秋の合図で開く扉、その先に待つのは季節を超えて楽しめる味わい。 》
静かな時間の流れがある。
季節が巡るたび、酒は少しずつその輪郭を整えていく。
急がず、焦らず。
ただ「よりそう」ように熟していく。
秋は完成の合図にすぎない。
ここから始まるのは、一年を通じて寄り添う酒の物語。
その名は
「賀茂金秀 特別純米 秋あがり よりそい秋味」。
文章や想像だけでは、この酒の本当の姿は掴めない。
知る方法は、ただひとつ。
あなた自身の手で、この酒を迎えること。
盃を傾けたその瞬間にこそ、真の姿が現れる。
《 秋に完成を迎え、四季を通じて寄り添う「よりそい秋味」 》
この酒は金光酒造が造る「秋あがり」です。
秋あがりとは、春に生まれた新酒がひと夏を越えて、ようやく味わいのバランスを整えた姿のこと。
「ひやおろし」のような定義がなく、より自由で多様な発想から生まれるのが「秋あがり」です。
共通しているのは、秋を迎えて完成の領域に達した酒であること。
その味わいは、秋だけでなく、冬にも春にも、季節を超えて楽しめるのです。
使用する米は、麹に雄町、掛に中生新千本。
精米歩合は麹米50%・掛米60%。
柔らかな口当たりとほどよい酸味の調和。
丸みのある旨みが広がり、穏やかな甘い香りが寄り添います。
甘辛は中口からやや辛口寄り。
脂の乗った料理を引き立てる存在です。
この酒は、飲み手を選ばない“そっと寄り添う一本”。
派手な熟成ではなく、ほんの少しの円熟感。
落ち着いた旨みとキレを好む人に最適です。
秋に完成した味わいは、ここから先の一年の食卓に寄り添う伴侶となるでしょう。
《 味わい・楽しみ方:脂の乗った料理をやさしく包み込み、口をすっきりと整える。 》
この酒は、柔らかな口当たりと程よい酸味が調和した、丸みのある純米酒です。
香りは穏やかで甘やか。
味わいは中口からやや辛口のバランス型で、脂の乗った料理を引き立てる存在です。
過熟感はなく、ほんの少しの円熟を楽しめる仕上がり。
落ち着いた旨みとキレを好む食中酒派に喜ばれる一本です。
飲み方(推奨温度)
【冷酒(5 15℃)】
軽やかな酸とフレッシュ感が際立つ飲み方。
ただし、常温に戻りかけた瞬間から旨みがふくらみ始めるため、冷やしすぎない飲み方がおすすめ。
【常温(20℃前後)】
香りがやわらかく立ち、旨みと酸味のバランスが自然に整う。
日常の食卓に合わせやすい安定感があります。
【ぬる燗(45 50℃)】
温度を加えると旨みがふくらみ、丸みが増す。
体にすっとなじむ心地よさがあり、肌寒い日の晩酌にぴったりです。
合わせたい料理
◎焼き牡蠣(レモン)
牡蠣の濃厚な旨みを酸がすっきり切り、爽快感をプラス。レモンの酸味とも相性抜群。
◎豚しゃぶ(ポン酢)
豚肉の甘みを丸みのある旨みで包み込み、ポン酢の酸味を酒の酸が受け止めて調和します。
◎秋刀魚の塩焼き(すだち)
脂の乗った秋刀魚に、軽やかな酸とやや辛口のキレが寄り添い、すだちの爽快感と重なります。
◎アヒージョ(海老やキノコのガーリックオイル煮)
ガーリックの香りとオイルのコクを酒の旨みと酸がさらりと流し、余韻を軽くする組み合わせ。
毎日の食卓に静かに寄り添う安心感。
冷やしても燗にしても楽しめるから、季節や気分に合わせて柔軟に寄り添う一本です。
《 この一本があれば、どんな食事も一段と美味しくなる。 》
この酒があるだけで、食卓は少し豊かに、心は少し穏やかになります。
冷やしても温めても楽しめる柔らかさは、どんな季節の料理にも寄り添う力を持っています。
そしてその実力は、国内にとどまりません。
ベースとなる「賀茂金秀 特別純米」は、フランスの日本酒コンクール Kura Master で金賞を受賞。
海外でも「旨みとキレのバランスが見事」と高く評価されています。
「よりそい秋味」。
世界が認めた蔵が醸すこの一本は、暮らしに溶け込み、食事の時間を一段と幸せにする伴侶となるでしょう。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 「賀茂金秀」・「桜吹雪」を造る金光酒造について 》
明治13年(1880年)、現在の広島県東広島市黒瀬町で創業した140年以上の歴史を持つ蔵元。
代々「桜吹雪」という酒名の酒を製造していましたが5代目蔵元、金光 秀起氏が28歳の時に新しい銘柄「賀茂金秀(かもきんしゅう)」を誕生。
小規模な酒蔵であるからこそ、品質重視の少量生産を開始。
2010年広島県西条地区の品評会で賀茂金秀は首席1位を獲得。
西条地区は古豪や大手蔵が多く並ぶ、全国有数の大酒造地帯。毎年非常に高いレベルで競われるのですが、その並みいる強豪を押しのけて受賞した事で賀茂金秀の名が全国に知られるようになります。
当時は新人だった蔵元も今ではベテランの域に。毎年高品質な日本酒を生み出す蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 金光酒造(広島県) |
特定名称 | 特別純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.kamokin.com/ |
■甘辛:中間 ■原料米:麹:雄町 掛:中生新千本 ■精米歩合:麹米:50% 掛米:60% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:+1.0 ■酸度:1.4 |