
南魚沼の雪室で眠り、秋に目覚める。静けさが育てた、まろやかな余韻。 ◇鶴齢 特別純米 ひやおろし
商品説明
《 雪の静けさが味を整える。南魚沼の雪室が導く角の取れた旨み。 》
新潟・南魚沼。
雪は音を消し、時間の角を丸くする。
その静けさを閉じ込めた部屋「雪室」。
温度は揺れない。酒は焦らない。
春に生まれた一滴は、夏、雪に抱かれ、
秋の入口でそっと目を覚ます。
その名は「鶴齢 特別純米 ひやおろし」。
果たして、どんな酒なのか。どんな味がするのか。
確かめる方法は、ただひとつ。
今夜、あなたの食卓で。
答えはひと口で分かる。
《 南魚沼の雪室で半年眠らせた、五味が調和するバランス型の一杯。 》
新潟・南魚沼で生まれた特別純米。
春に無濾過生原酒として世に出た「山田錦55%(茶ラベル)」を、加水して一回火入れ。
雪室で夏を越え、温度安定の環境でゆっくり整えました。
いわゆる「ひやおろし」。
春に生まれ、夏を越えて飲み頃を迎える季節仕立てです。
(この時点を“完成”と呼ぶ造り手もいます。)
原料は兵庫県産 山田錦。
精米歩合55%がもたらす清潔感。
アルコール16%で、食卓と歩調を合わせやすい骨格。
仕上がりはやや辛口寄り。香りは穏やか。
ボディは中庸 ややふくよか。
中盤で山田錦の旨味がしっとり広がり、後口はキレ良し。
雪室熟成が角を落とし、五味の調和を前へ押し出します。
“円熟の旨口×バランス型”。それが、この一杯の立ち位置です。
特筆すべきは、使い勝手の良さ。
冷酒では輪郭が凛と。常温でやわらか。ぬる燗で旨みがふくらむ。
食中酒として、刺身から揚げ物、出汁料理まで幅広く寄り添います。
さらに、雪室熟成という物語性はギフトにも強い。
“派手さより、整い”。その価値が、ラベルの内側にきちんとあります。
あなたのいつもの食卓に、静かな黒子役を。
温度で表情が変わる楽しさと、新潟らしいキレを、グラスでお確かめください。
《 味わい、楽しみ方:冷やして凛、燗でふくらむ。温度で表情が変わる頼れる相棒 》
味は、やや辛口寄りで香りは穏やか。
雪室熟成の効果でまろやかさと深みが加わった、食中型の純米酒です。
新潟らしい綺麗さと米の旨味を両立。
日常の食卓からちょっとした集まりまで幅広く活躍します。
派手に主張せず、料理を引き立てるのが持ち味です。
温度の提案
【冷酒(8 12℃)】
輪郭が凛。甘だれせずキレが立つ。油を使った料理の後口をすっと整える。
最初の一杯に最適。軽快に杯が進む。
【涼冷え 常温(12 20℃)】
温度が上がるほど旨みがふくらみ、質感が円やかに。出汁や発酵のニュアンスと好相性。
食事の中心温度に合わせやすい万能帯。
【ぬる燗(40 45℃)】
米の風味が前に出て、コクと余韻が増す。味の一体感が高まり、満足度が上がる。
軽めの料理でも一杯の満足を作れる温度。
ポイント:料理に合わせて温度を可変させると、テーブル全体の満足度が上がります。
合わせたい料理(和食・現代食・軽食)
◎へぎそば(南魚沼)
布海苔つなぎの腰と出汁の清らかさに、穏やかな香り×キレがよく合う。のど越しを邪魔しない相棒。
◎焼き鳥(塩・ねぎま)
鶏の脂をやや辛口が切り、米旨が後押し。冷酒からぬる燗まで温度で表情を変えて楽しめる。
◎白身魚のカルパッチョ(レモン+オイル)
柑橘とオイルを整えるキレ。香り控えめだから素材の香りを邪魔しない。軽快に杯が進む。
◎アボカド&クリームチーズのわさび醤油
まったり系に綺麗な後口をプラス。常温からぬる燗で旨みを重ねると、止まらない組み合わせ。
新潟らしいキレと米旨を好む皆様へ。
一日の終わりの家飲み、気の合う仲間との持ち寄り、温度を変えて味変を楽しむ夜に。
季節限定と雪室熟成の物語は、ギフトでもきっと話題になります。
まずは今夜、いつもの料理で“整った一杯”を。
《 新潟らしいキレにやさしい余韻。一日の終わりを静かに豊かにする一杯 》
雪室熟成による角が取れた旨み。
冷やせばシャープに整い、温めればやわらかく寄り添う。
テーブルの空気が、静かに心地よくまとまります。
この一杯がある夜は、会話が途切れません。
家飲み、持ち寄り、贈り物。どのシーンでも黒子役で機能します。
海外でも食に寄り添う日本酒として評価が高い鶴齢。
インポーター採用や海外アワード選出の実績が示すのは美味しさへの信頼です。
温度を変えながら、あなたの食卓で答えを確かめてください。
最初のひと口で、その良さがきっと分かるでしょう。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 この酒を造る青木酒造について 》
新潟県南部の南魚沼市は、日本一のコシヒカリの産地として知られる「コシヒカリの聖地」。
同時にいくつもの酒蔵が存在する酒造りの産地でもあります。
その南魚沼に江戸時代中期1717年に創業した300年以上の歴史を持つ酒蔵が「青木酒造」。
淡麗辛口と呼ばれることが多い新潟の地酒。
その中で、鶴齢が造る酒は、そんな新潟酒の“綺麗な味”や“飲みやすさ”といった美点を丁寧に踏襲しながらも、新しい挑戦を恐れず、今までの新潟酒の枠組みを超えるような酒造りに取り組んでいます。
日本酒ファンから注目されている銘柄です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 青木酒造(新潟県) |
特定名称 | 特別純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.kakurei.co.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:山田錦 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |
