
変わらぬ本質と、新たな挑戦がひとつになった定番酒! ◇天明 純米本生 空色の天明
商品説明
《 空色ラベルに込められた、蔵人の情熱とものづくりの哲学。 》
美しい空色のラベルに、白く浮かぶ「天明」の文字。
白は、天明が貫く“透明感”と“正直なものづくり”を象徴、
空色は、蔵元が見上げる会津の空のように澄み渡りながら、
まだ見ぬ高みへと成長し続けようとする意志の色。
この日本酒は、そんな思いのもとに生まれました。
口に含めば、みずみずしい酸が広がり、
まるで湧き水のように清らかな旨みがすっと通り抜ける。
繊細でいながら、凛とした芯がある。
飲むほどに、造り手の技と哲学が伝わってくる。
そんな一本です。
果たしてどんな酒なのか?
続きを読めば、その全貌が見えてきます。
《 伝統×革新が織りなす「空色の答え」 》
「空色の天明」は、蔵元いわく“天明の顔”ともいえる看板商品。
もともと天明のレギュラー純米酒として醸されていたものを27BY(醸造年度)から大幅にリニューアル。
従来の天明の酒質6割に、新鋭的な挑戦4割をブレンドした設計。
伝統を守りながらも、進化を続ける“基軸酒”となりました。
火入れ版「オレンジの天明」と対をなす、生酒のレギュラーポジション。
“変化で成長”を掲げた火入れに対し、
こちらは“変えずに磨き続ける”ことに価値を置いた、
“頑固な成長”を体現する一本です。
スペックは、麹米・掛米ともに会津産五百万石を使用。
精米歩合は65%、アルコール度数は16度、日本酒度は+2.0。
伝統的な「協会901号酵母」と、自社開発の新酵母「N」の2種類の酵母で仕込んだ酒をブレンドしました。
酒質は、穏やかで優しい口当たり。
米の旨味と印象的な酸が重なり、どこか“ほっ”とする安らぎがある。
全体としてはクリアで美しく、料理にそっと寄り添う、静かな力強さを感じさせます。
この酒が目指すのは、食事を引き立てる“万能型食中酒”。
派手すぎず、物足りなくもない。まさに“ちょうど良い”一本。
その背景には、氷温管理による徹底したストレス排除、
瓶詰めまで徹底された低温管理という、「清潔な酒造り」への妥協なき姿勢が光ります。
だからこそ、「違和感のない寄り添い方」ができる。
どんな料理でも、どんな場でも、この酒は静かに輝くのです。
《 味わい、楽しみ方:馬刺しからチーズまで、料理と繋がる酒 》
「空色の天明」は、普段の晩酌用の食中酒から、
季節の宴席や贈答の場面まで、あらゆるシーンで活躍する一本です。
“どんな食事にも合わせたい”という蔵元の思いを体現した、
まさにオールラウンドな食中酒。
食いしん坊な造り手たちが、日々の食卓を想像しながら、
真剣に、けれど楽しみながら仕上げた万能型の一本なのです。
飲み方の基本は“冷酒”。
冷蔵庫でよく冷やした状態で飲むと、
清涼感ある酸とともにスッキリとした飲み口が広がります。
一方、温度を少し上げた涼冷え(約15℃)では、
甘みと旨みの調和がより引き立ち、全体のまとまりが向上。
常温でも崩れることなく、
ぬる燗にすれば、米のコクと柔らかさが優しく立ち上がります。
温度帯によって、表情を変える懐の深さ。
そのどれもが、料理との相性を高めてくれます。
相性抜群の料理は多岐に渡ります。
・馬刺し(会津名物):赤身の旨味と米の旨味が響き合う
・天ぷら:油を流す酸と、旨味が見事に調和
・チーズ各種:カマンベールなどの白カビ系とも好相性
・カルパッチョ:魚介や肉のさっぱり感に寄り添う酸
さらに、見た目にも美しいラベルと、
手間を惜しまぬ清潔な酒造りによる安定した品質は、
贈答品やお土産にも最適です。
特に外国からのお客様には、
“日本らしさとモダンさが両立する酒”として喜ばれること間違いなし。
手土産に。贈り物に。あるいは自分へのご褒美に。
この一本が、日常に静かな特別感を添えてくれます。
《 透明な味わいが、あなたの記憶に残る一本に 》
「空色の天明」は「天明ってどんな酒?」という問いに対する、蔵からのひとつの答えです。
・地元会津を見つめ、正直に酒を磨き続ける姿勢
・氷温管理で丁寧に育てられた一本
・そして、日本酒にまだ馴染みのない方にもすっと届く、飲みやすさ
知らなかった人にこそ、届いてほしい。
“日本酒って、いいかも”、そんな気づきの入口として。
あなたの食卓に、「空色の天明」という静かな余白を。
この酒があれば、いつもの食事が、ちょっとだけ特別になるはずです。
《 保存・発送について クール発送(500円)です 》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
クール便にて発送いたします。
ただし常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。(クール料金は発生いたしません。)
いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
《 この酒を造る曙酒造について。 》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年(1904年)、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。
100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。
しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目 鈴木 孝市(すずき こういち)蔵元です。東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りの勉強をし20代で杜氏に就任。2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 曙酒造(福島県) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://akebono-syuzou.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:会津産五百万石 ■精米歩合:65% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:+2.0 ■酸度:1.8 |