天吹(あまぶき) 天吹酒造
●300年の歴史を持つ酒蔵
天吹酒造は佐賀県西部の地に元禄年間(1688年-1704年)に創業した300年以上の歴史を持つ老舗蔵です。
この蔵には若手の跡取りの息子さんが2人おられて、長男の木下壮太郎氏は商品の企画・営業など蔵の運営を担当。次男の木下大輔氏は杜氏として酒造りを仕切っており、業界では「木下兄弟」と呼ばれています。
●花酵母との出会い
この蔵を語るうえで避けて通れないのが「花酵母」の存在です。
「東京農大 花酵母研究会」の会員として名前を連ねる木下兄弟が花酵母と出会ったのは、平成11年。
花酵母で造られた吟醸香が非常に華やかな酒を口にした際に、顔を見合わせ「これだ」と思ったそうです。
日本酒を口にしない学生さんが「この日本酒は美味しい。これなら買ってでも飲みたい」といって試飲する様子を見た、当時24歳と26歳の木下兄弟は「同じ世代の人に日本酒の美味しさに気付いてもらうには花酵母しかない」。
この時、2人はそう確信したそうです。
●今や花酵母と言えば「天吹」
東京で花酵母と出会った木下兄弟が蔵に戻り、花酵母を主力とする酒造りが行われるようになった天吹は、革命的な変貌を遂げていくことになります。
それまでの天吹は普通酒しか造っておらず、出荷先も県内のみで、全国的に全く無名の酒蔵でした。
木下兄弟が蔵に戻ってからは、平成15年度から全国新酒鑑評会で連続入賞を果たす実力蔵に生まれ変わり、また、花酵母を用いた出品酒で金賞受賞を果たすなど、佐賀の一部でしか知られていなかった天吹が、一躍全国区で広く知られる存在になりました。
今では花酵母を代表する酒蔵とまで言われるまでになりました。
地酒.COMは蔵元との太いパイプにより、
商品の安定供給を受けています。
写真の右が株式会社クラビシュ 佐野屋酒店の佐野吾郎、左の方が天吹(あまぶき)の木下 武史社長です。2012年6月に撮影しました。
地酒.COMは天吹(あまぶき)との強い信頼関係を築いており、商品を安定供給できる体勢を取っています。
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2024年5月
●「全国新酒鑑評会」で入賞!
天吹酒造は2024年5月「令5酒造年度全国新酒鑑評会」にて入賞しました。
2023年 5月
●「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2023」でCOMMENDEDを受賞!!
2023年4月24日から27日の4日間、ロンドンでにおいて世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2023」のSAKE部門の審査が執り行われました。
その結果、純米吟醸の部において、「天吹 純米吟醸 いちご酵母 生」がCOMMENDEDを受賞しました。
2022年 4月
●「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022」で銀銅メダル受賞!
2022年4月24日から27日の4日間、ロンドンでにおいて世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2022」のSAKE部門の審査が執り行われました。
その結果、純米吟醸の部において「天吹 純米吟醸 いちご酵母」が金メダル、純米大吟醸の部において「天吹 生もと純米大吟醸」が銀メダル、古酒の部において「天吹 天の息吹 Rapture」が銅メダルを受賞しました。
2019年 5月
●「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2019」で銀メダル受賞!
世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2019」のSAKE部門の審査会がロンドンで開催され、9部門のトロフィー受賞銘柄が5月18日に発表されました。
その結果、純米大吟醸の部にて「天吹 純米大吟醸 余白が銀メダル、大吟醸酒の部にて「天吹 裏大吟醸 愛山」が銅メダルを受賞しました。
ほか、COMMENDEDにおいても入賞しています。受賞酒詳細はこちら。
2018年6月
●「全米日本酒鑑評会 2018」で金・銀賞受賞!
2018年6月、恒例の全米日本酒歓評会がハワイ州ホノルル市で開催されました。3日間で478銘柄の出品酒を香り、味、バランス、総合評価の4つのカテゴリーで審査。
その結果、大吟醸部門Aでは「天吹 大吟醸 愛山」が金賞、「天吹 生もと純米大吟醸」が銀賞を受賞致しました。
2018年5月
●「KURA MASTER 2018」にて金賞W受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から始まった日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、純米大吟醸酒&純米吟醸部門、純米酒部門、にごり酒部門(デザートに合う)の3つの部門で評価されます。
2018年5月28日、二年目となる「KURA MASTER」の審査会が実施。
その結果「天吹 純米大吟醸 ホワイト」と「天吹 純米吟醸 壽限無(じゅげむ)」が純米大吟醸&純米吟醸部門の金賞に選ばれました。
2018年5月
2018年3月
●食マガジン「dancyu」に「天吹 純米吟醸 雄町 生」が掲載。
2018年3月号の「dancyu」は日本酒特集。そこで香り系酵母を使用した酒の代表として「天吹 純米吟醸 雄町 生」が選ばれました。
「花酵母仕込みの酒を得意とする蔵の代表的存在。洋梨系のフルーティーな香り、雄町ならではのふくよかなボディが共存。」と紹介されています。
2015年 9月
●「福岡国税局 平成27年酒類鑑評会」にて金賞受賞!
国税局酒類鑑評会は福岡県、佐賀県、長崎県で製造された清酒及び本格焼酎の品質評価を通じて酒造技術の進歩と管内酒類の品質向上を図り、酒類業の発達に資することを目的として、毎年酒類鑑評会を開催されています。
品質評価にあたっては、吟醸酒の香気成分量の分析や官能検査(きき酒)など、いろいろな角度からの評価が実施されました。純米酒の部は43℃程度にお燗をした状態で、きき酒が行れました。
本年は9月、10月に全54製造場の出品酒の中から、吟醸酒の部にて、「裏大吟醸 愛山」が金賞に選ばれました。