
夏越しで完成した、初恋の余韻がまろやかに熟した陽炎のような酒。 ◇白木久 ハルヒ 夏ノ陽炎ver. 純米酒
商品説明
《 陽炎のような、あいまいで、けれど確かな記憶 》
あの時体験した初恋のような甘酸っぱさを感じる無濾過生原酒、「ハルヒ 恋の華」。
しかし初恋はいつまでも甘酸っぱい記憶を残してくれるわけではありません。
季節が巡り、あの時の気持ちは少しずつ輪郭を失い始めます。
まるで陽炎(かげろう)のようにゆらゆらと揺れて、確かであり不確かな思い出へと変わっていきます。
今回発売された「ハルヒ 夏の陽炎バージョン」。
この酒もまた、初恋のような「ハルヒ 恋の華」から時間が経ち変化した酒。
飲むことで「ハルヒ」を思い出そうとしても、どこか不確かでぼんやりとゆらゆら、正確には思い出せません。
触れたいけど触れられないもどかしさの中に、でもあの時の「ハルヒ」は確かにそこにあったんだと確信できる酒。
あの日の「ハルヒ 恋の華」から変化した「夏の陽炎バージョン」、是非お楽しみください。
《 春の「ハルヒ」が、大人びた余韻を纏って夏に還ってきた! 》
春に話題を集めた人気作「ハルヒ 恋の華」が、火入れ熟成という新たな表情を纏って帰ってきました。
「白木久 ハルヒ 夏ノ陽炎ver. 純米酒」は、春の無濾過生原酒「恋の華」を瓶燗火入れし、じっくりと寝かせた一本。
日本酒通だけでなく、「もっと気軽に日本酒を楽しみたい」という声にも応える、白杉酒造らしいカジュアルラインとして誕生しました。
使用するのは、京都・丹後産の食用米「春陽(しゅんよう)」。
この米は低タンパク質で、優しくクリアな味わいを生み出す希少な品種です。
香りと味わいの決め手となるのが、京都酵母「京の恋」と「京の華」。
「京の恋」は甘酸っぱくフローラルな香りとすっきりした酸味を兼ね備えた、まるで“初恋”を思わせる酵母。
「京の華」はバナナのような香気(酢酸イソアミル)を高生成する、穏やかなコクと味わいを引き出す酵母です。
さらに、アルコール度数12.8%の低め設計で、ライトに楽しめるのも魅力。
日本酒度-21.0、酸度2.8というという数値から予想がつくかもしれませんが、しっかり甘みを感じつつ、キレのある酸味とのバランスが絶妙です。
仕上がりは、甘酸っぱくフルーティーな香りが広がる中に、熟成によるまろやかな落ち着きがある、なんとも優しい印象。
マスカットやライチのような果実香、そして時折顔を出す青々しいハーブのニュアンスが、飲むたびに表情を変えてくれます。
春バージョンよりも時間の経過を楽しむ、落ち着き余裕のある味わい。
冷やしてワイングラスで味わうことで、その世界観は一層引き立ちます。
さらに注目したいのは、まるで日本酒に見えない洗練されたボトルデザイン。
シンプルでモダンな装いは、ギフトにも、自分へのご褒美にもぴったり♪
「陽炎」のように揺れ動く感情を閉じ込めたこの一本は、新しい日本酒のイメージを届ける存在でもあります。
「春の記憶が、夏の余韻になる」
そんな感情の移ろいを味わえる、夏を超えることで完成した新しいスタイルの純米酒です。
《 火入れでまろやかに。甘酸っぱさと静かな落ち着きの“恋の続き”のような一杯 》
この酒は、マスカットやライチを思わせる華やかで瑞々しい香りと、甘酸っぱさの中にまろやかな落ち着きを感じさせる味わいが特徴の純米酒です。
しっかりとした甘味とバランスのよい酸味が心地よく調和し、軽やかで飲みやすい一方で、飲み飽きしない奥行きがあります。
その繊細かつフレッシュな風味は、和食はもちろん、洋風の前菜や軽食にも寄り添う万能型!
初めて日本酒に触れる方や、白ワインのような軽やかさを求める若い世代にも喜ばれる一本。
カジュアルな食卓や、友人とのリラックスした時間にぴったりの、現代のライフスタイルに自然に溶け込む純米酒です♪
飲み方・推奨温度
【冷酒(5~10度)】
果実香がいっそう鮮やかに立ち上がる温度帯です。
マスカットやライチの風味を楽しむには最適。
冷やしてワイングラスで飲むのが推奨スタイルです。
【やや冷た目(10~15度)】
香りは少し控えめになりますが、味の深みが際立ちます。
甘味と酸味のバランスが穏やかになり、まろやかさが一層引き立ちます。
【常温(20度前後)】
香りは穏やかに、ふくよかな質感が前に出ます。
しっかりとしたコクや奥行を感じたい方におすすめです。
【ぬる燗(35~40度)】
この酒は火入れ熟成タイプですが、温めても酸がきりっと立ち上がり、意外な表情を見せてくれます。
ただしフルーティーさを楽しむなら冷酒中心が無難です。
合わせたい料理
◎ カマンベールチーズとドライフルーツの盛り合わせ
まろやかで深みのある味わいがチーズの乳脂と調和し、甘酸っぱさがアクセントに。
◎ アジアン風コールスロー(ライム風味)
ハーブと酸味の効いたサラダが、酒の清涼感と相性抜群でスッキリ楽しめます。
◎ スモークサーモンのブルスケッタ
軽やかな焦げとスモーク香が果実香に寄り添い、酸と旨味が料理との一体感を高めます。
◎ 塩味せんべい(軽めのスナック)
シンプルな塩味と酒の甘酸っぱさが好サポート。何気ない“ひと時”にも寄り添う相性。
《 日本酒の入口に、恋が待っている? 》
この酒は、特別な日本酒ではなく、あなたの日常にそっと溶け込む一本です。
香りに驚き、飲みやすさに安心し、気づけばまた飲みたくなる。
そんな風にして、日本酒が少しずつ、あなたの暮らしに根づいていく。
「ハルヒ 夏ノ陽炎ver.」は、日本酒との出会いをやさしく導く入口であり、これから始まる新しい日常の、最初の一杯になるかもしれません。
初恋のような甘酸っぱさに落ち着きの加わったこの一杯が、あなたの新しい「恋」になりますように。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 白木久を造る白杉酒造とは。 》
白杉酒造は、京都府京丹後市旧大宮町にて、安永5年(1777年)から続く長い歴史を持つ酒蔵です。
この蔵の大きな特徴は、日本酒造りに使われる「酒造好適米」ではなく、私たちが日常で食べている「食用米」のみを原料として使用している点にあります。
「炊き立てご飯の美味しさを日本酒で表現する」という独自のコンセプト。
日本人にとってのソウルフードである白いご飯のように、ふくよかで温もりを感じる味わいを日本酒で実現しようと挑戦しています。
白杉酒造が手がける「白木久(しらきく)」は、料理と共に楽しむ「食中酒」としても高く評価されており、素材へのこだわりとチャレンジ精神旺盛な酒造りで多くのファンを魅了しています。
伝統と革新を融合させた注目の酒蔵です。
(文章:藤井 昇)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 白杉酒造(京都府) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | https://shirakiku.shopinfo.jp/ |
■甘辛:甘酸っぱい ■原料米:丹後産春陽 ■精米歩合: ■アルコール度数:12.8度 ■日本酒度:-21.0 ■酸度:2.8 |