
白ワインのように爽やか、料理に寄り添う掛川生まれの純米酒。 ◇開運 葛の里(くずのさと) 純米 誉富士 720ml
商品説明
《 自然豊かな静けさがある町から、力強く美しい酒が生まれました 》
風格ある天守が静かに街を見守る。
掛川城がそびえる静岡県掛川市。
太平洋の潮風と里山の恵みに抱かれたこの町には、自然とともに生きてきた人々の知恵と文化が息づいています。
古くからこの地では、葛の蔓で織る「葛布(くずふ)」が暮らしを支え、葛の根は食や薬として人々の命を守ってきました。
植物と暮らす文化が、今もこの町の静かな美しさを支えています。
そんな風土の中から生まれたのが、「開運 葛の里(くずのさと) 純米 誉富士」。
掛川で咲く「葛の花」から採取された酵母と、静岡県産酒米「誉富士」で醸された、地域の恵みを宿す純米酒です。
静けさの中に力強さを秘めたその味わいに、どうぞ掛川の風景を重ねてみてください。
《 掛川の葛文化と土井酒造場の技が織りなす、酸の際立つ新しい開運! 》
「開運 葛の里(くずのさと) 純米 誉富士」は、静岡県掛川市に蔵を構える土井酒造場が、“地域の素材を活かした酒づくり”に挑む姿勢がうかがえる一本です。
使用している酒米は、静岡県が独自に開発したオリジナル酒米「誉富士(ほまれふじ)」。
雑味が出にくく、繊細で澄んだ味わいに仕上がる特性を持つこの酒米を、精米歩合55%まで丁寧に磨いて使用しています。
最大の特徴は、掛川市の伝統文化である葛布(くずふ)の原料、葛の花から採取された「葛花酵母(くずはなこうぼ)」を使って醸されている点。
市民によって採取され、研究機関で分離されたこの酵母は、酸を豊かに生み出す性質を持っています。
開運の酒の中でも、これまでの酸度の最高値が1.5だったのに対し、当商品の酸度は2.5と最高値を大幅に更新しました。
こうした地域の資源と、蔵の技術が融合し、掛川ならではの個性と現代的な酒造りの感性が見事に調和した純米酒。
それが「葛の里」です。
《 心地よい酸が口中に花咲く、日常に寄り添う上品な純米酒 》
「開運 葛の里」は、心地良い酸が特徴の純米酒です。
柑橘系を思わせる爽やかな香りと、そこに重なる青葉のような香りが複雑に調和します。
口に含むと、優しい甘酸っぱさが広がり、後味には軽やかな苦味と渋みが余韻を引き締めてくれます。
甘・辛のバランスは中間寄りですが、酸が活きているため、全体としては引き締まった印象のあるキレの良い味わいです。
◆おススメの飲み方
おすすめの飲用温度は、冷酒から常温。
香りが立ちやすく、酸が引き立つワイングラスでの提供も非常に相性がよく、見た目にも美しいスタイルで楽しめます。
お酒単体よりも、料理とともにその魅力が最大限に引き出される設計です。
◆おススメの料理
・酢豚
甘酢あんの旨みと酒の酸が絶妙に重なり、味の輪郭をくっきりと引き立てます。冷酒がおすすめ。
・ロールキャベツ
やさしい甘さとトマトの酸味が、酒の甘酸バランスと好相性。家庭の味を上品に引き立てる一杯です。
・ポークソテー アップルソース添え
果実の甘酸っぱさと豚肉のコクが、酒の爽やかな酸と調和。余韻の渋みが脂を軽やかに流します。
《 肩肘張らず心をほぐす。日常に花を添える“いい時間”が味わえる酒 》
この一本に込められているのは、掛川の自然と人のつながり。
葛の花から生まれた酵母と、誉富士という静岡の酒米が出会い、静かな山里から白ワインを思わせる純米酒が生まれました。
一口含めば、果実の香りとともに、やさしい酸味が口いっぱいに広がります。
脂のある料理も、甘酸っぱい味付けの一皿も、酒がそっと後押しするように引き立ててくれる。
そんな懐の深さを感じる一杯です。
「今日はちょっと、いい時間を過ごしたい」
そんなとき、肩肘張らずに開けられる。
日常の延長にそっと花を添える一本として、ぜひあなたの食卓に迎えてみてください。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 開運を造る土井酒造場とは 》
静岡県の地酒が全国的に脚光を浴びるきっかけとなったのが昭和61年の全国新酒鑑評会。
この年、全国的に無名であった静岡県の地酒が金賞受賞酒の1割近くを占め、一躍注目を集めるようになりました。
その躍進に大きく貢献したのが「静岡吟醸酵母」であり、土井酒造場はその静岡吟醸酵母の実験酒蔵。
昭和50年代後半から60年代にかけて、まだ開発段階だった静岡吟醸酵母の発展に大きく貢献した酒蔵の一つが「土井酒造場」なのです。
また、150年の歴史を誇る蔵元ながら、常に新しい挑戦を続けています。
その高品質な酒造りは、地元静岡だけでなく全国からも愛される存在です。
(文章:藤井 昇)
| 商品スペック | |
|---|---|
| 容量 | 720ml |
| 製造元 | 土井酒造場(静岡県) |
| 特定名称 | 純米酒 |
| 原材料 | 米・米麹・醸造アルコール |
| 生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
| 保存 | 静かな冷暗所 |
| メーカーサイト | http://kaiunsake.com/ |
| ■甘辛:やや辛口 ■原料米:静岡県産誉富士 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:2.5 | |




















































