
サロットの新しい挑戦は「赤×ロゼ」ワイン?! 【SALE・新入荷】◎ロベルト・サロット シーリオ(赤) 750ml
商品説明
【SALE→11/4まで2990円 11/5から3300円】
Roberto Sarotto Seiro
《新しい挑戦は「赤×ロゼ」ワイン?!》
「普通のワインを造らない」と言っても過言ではないのがこのロベルト・サロット。
バローロに初めてアパッシメント(陰干しブドウ)を取り入れた生産者です。
固めで玄人受けワインのイメージを覆し、リリース直後から楽しめるバローロは新たな味わいになりました。
次々と斬新なワインを作り出していますが、今回も面白いんです!
新しい挑戦はピノ・ネロ=ピノ・ノワール。
もちろん、普通に造っていません。
このワインは、50%を通常の赤ワインとして醸造し、もう一方の50%をロゼワインとして醸造。
その後、2つをブレンドするといった独創的なスタイルで造られています。
前代未聞な造りだけに、輸入元の現地視察スタッフが何度か聞き直して確認したほどです(笑)
シーリオ(Seiro)は夜空にひときわ明るく輝く星、大犬座の「シリウス」を指しています。
シリウスは2つの恒星からなる連星です。明るいほうは一等星、もうひとつは暗くて肉眼では見えません。
「見えるものと見えないもの」「ふたつが寄り添って一緒に輝いている」
そんなミステリアスな意味合いを持ってつけた名前だそうです。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》
濃いロゼワイン?と思う透明感あるきれいな赤紫。
香りからはピノ・ノワールとはおそらく特定できないのでは?
イチゴ/アセロラのキャンディーのようなイメージに、少しココアっぽいニュアンスもあります。
アタックからフレッシュで柔らかくジューシー。
確かに赤とロゼの中間ぐらいのおだやかな飲み口。
滑らかな舌触りで柔らかな赤い果実味が感じられ、タンニンや酸も角なくやや控えめ。
するりと飲みやすく、今までにない新しさあり。
軽やかな赤としても、ふくよかなロゼとしても楽しめるボーダーレス・ワイン。
そのため、合わせる料理の幅は無限大です。
生ハム+いちじくやよく熟した柿、クセのないチーズなどの簡単おつまみに。
家庭の肉料理なら鶏ももステーキや焼き鳥、甘辛だれの鶏つくね、豚の生姜焼き、豚カツなどなど。
パスタならミートソースやトマトソース、ラザニアなどもお薦め。ピザも幅広い具に合うでしょう。
最近は若年層のアルコール離れの話題も聞きますが、イタリアでも同じようです。
そんな時代にも新しい挑戦を続ける姿勢からはこれからも目が離せませんね。
土壌:細かい粘土石灰質。
醸造:全体の50%を果皮や種と共に1200Lのスラヴォニアンオークの大樽で赤ワインとして醸造。
残りの50%は収穫後すぐに圧搾(果皮による淡いロゼ色のついた果汁が得られる)、発酵。
熟成:50%をスラヴォニアンオークの大樽、50%をステンレスタンクで熟成。
別々に熟成させた後、ボトリング前にブレンド。
《バローロにアパッシメントの考えを持ち込んだ革新的人物》
サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペ(現当主ロベルトの高祖父)がネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。
当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。
戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。
1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。
同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。
ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。
同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。
現在ではそれらの職は辞し、自身の畑を所有、質の高いワイン造りを行なっています。
さらに6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のエノログを務めています。
またワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。
ロベルトは醸造学校に通い始めた頃から、国際市場に進出するという野望を持っていました。
それには、小さなワイナリーでも幅広いタイプのワインを造るべきだと考えました。
そこで、十分な大きさの良い畑が必要となり、D.O.C.G.、D.O.C.エリアで少しずつ買い足してきました。
また長年大きなワイナリーで働いた経験から、どの畑やどの農家の葡萄が良いかといった知識を得ることが出来ました。
伝統にとらわれず、サロット・スタイルで、独自のワイン造りをすすめています。
《最優先に注意を払うのは葡萄畑》
なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。
所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。
アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。
機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。
自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。
2014年からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコが加わっています。
「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑」の99点満点を、3つのキュヴェで同時に獲得するなど、高い評価を獲得。
「かなり規模の大きなワイナリーで、これほどの規模の自社畑はピエモンテでは珍しいが、それでもロベルト・サロットは全体的に職人的特徴を保持していて、それは全てのワインに一貫している。ピエモンテの主な呼称産地に幅広くブドウ畑を所有しているので、様々な品種を旅するように試飲することができる。ワインのスタイルは濃厚で、断固としたものが多い。全てのワインが非常にコストパフォーマンスの高いものであることは特記に値する。」ーガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2018より
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | ピエモンテ州(イタリア北部) |
生産者 | ロベルト・サロット |
■味わい:ミディアムボディ ■ぶどう品種:ピノ・ノワール ■格付け:D.O.C. ■アルコール度数:% |