1199円でサクラアワード最高評価獲得!飲むしかないっ! ◎バラオンダ カンポ・アリーバ(赤) 750ml
商品説明
サクラアワード2024 ダイヤモンド・トロフィー獲得(2021VT)
《この価格にして、サクラアワード最高賞獲得!》
「私たちのワインはプロのテイスターに向けたものではありません。
それよりも普通の飲み手に向けたものです。
それはワインが普段の生活で人々の楽しみになりえる、と考えているからです。」
この考えがまさに体現されていながら、同時に「プロのテイスター」のお墨付き!
この価格にして、サクラアワード2024 最高賞のダイヤモンドトロフィー獲得!
コンセプトは「フルーティ、エレガント、複雑味、ストラクチャー。
これら全てが気楽なワインの中にあり、誰もが楽しめるものであること」
当店では今までもバラオンダのワインを取り扱ってきており、その高コスパには驚かされてきました。
クリアかつ凝縮した果実味、完熟タンニン、バランス良く優しい酸がバラオンダの共通スタイル。
しっかりボディがありながらもするりと喉に流れる本当に気持ちの良いワインの造り手です。
このカンポ・アリーバは、中でも衝撃的なワイン。
この味わいで1199円っておかしいです・・。
この価格でダイヤモンドトロフィーを獲得すると短期間で輸入元で完売しがちです。
お早めにお試し頂き、気に入ったら即まとめ買いをお薦めします。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティングコメント》
濃厚な赤紫。黒い実を思わせる甘濃く凝縮した果実香。
アタックから濃厚な果実味がまろやかに広がります。
暖かな日差しを感じるような完熟の溌剌とした健康的なジューシーさ。
タンニンは十分あるのにざらつきや尖りは一切なく果実味に溶け込んでいます。
酸は穏やかでこれまた尖りなしで、全体のバランスが見事。
複雑味ではなく、ただただ素直な完熟果実味を堪能するためのワイン。
ミディアムーフルボディで飲み応えも十分、同時に飲みやすさも特筆すべきもの。
フレンドリーでもあり、しっかりもしているので、軽めから重めまで様々な家庭料理に合わせやすいと思います。
ピザ、ミートソースのパスタからハンバーグやステーキまで、なんなりとどうぞ。
買い置きがあれば毎日活躍してくれそうな赤なのです。
《4世代に亘り築き上げた「クオリティワイン」への道》
歴史は1850年、ペドロ・カンデラ氏が自宅の一部に設けた小さなセラーで造ったワインを少しずつ販売し始めたことに始まります。
1925年、アントニオ・カンデラ・ガルシア氏は、「ボデガス・アントニオ・カンデラ」の名の下、自社畑でのワイン造りを始めます。
次の代、アントニオ・カンデラ・ポベラ氏になると醸造面で飛躍を遂げ規模が拡大、最新の醸造設備など近代化。
4代目アルフレド・カンデラ氏に引継がれた1990年代になると、代々築き上げてきた基盤をもとに、ワイン造りの哲学から見直しをかけた大きなイノベーションが起こります。ワインの魅力を「デザインも含めてアピールする」というものです。
こうした流れのなかで、2001年「バラオンダ社」が設立されました。
アルフレド氏は、若い頃アメリカへ留学し経営学を修めた後、マドリッドで経営コンサルティングの会社に就職し数々の企業の経営管理に携わるという経歴の持ち主。全ては将来、ワイナリーを継ぐための準備でした。
幼い頃から家業のワイナリーは常に近い存在で、遊び場もワイナリー。よく手伝いもしたし、学生時代は学業そっちのけで毎年収穫を手伝っていたことから、常に「いつかは、兄と協力して父の跡を継ぐもの」だと考えていました。
そして、兄が醸造学の道に進んだのを見て(現在、バラオンダの醸造長)、自分は営業か経営をやりたいと思いました。
アメリカでの経験を経て1994年、父から「そろそろ修行は終わり。戻って来い。」とのお達しがあり、いよいよ実家のワイナリーに戻ります。
しかし、実家に戻ってみると「バルク販売しかしていない」という実情を目の当たりにします。
当時、モナストレル種はスペインでは知名度がなく、補助品種の一つとして大手生産者のワインに色やボディを足すために使われていたのです。アルフレドはこの状況を嘆き、そして考えます。
それから6年後、実家での経験を積んだ彼は、兄に「モナストレル主体で自社元詰めのクオリティワインを造ろう」と提案。
これが2004年、兄弟で立ち上げた新しいプロジェクト、品質ワインをポリシーとする「バラオンダ」誕生の動機です。
《小さなD.O.イエクラの宝石「モナストレル」》
地ブドウ、「モナストレル」はワイナリーが「私たちの女王」と呼ぶほど大切にしている品種。
政府の減反政策や国際品種との競争が激しさを増す流れのなか、バラオンダがモナストレル種にこだわったのは、そのポテンシャルを熟知しているから。
そしてワイン愛好家たちがありきたりの国際品種には満足しなくなっていること、常に新しい何かを求めていることを体得していたからです。
イエクラはスペインで唯一ひとつの町(イエクラ)からなるD.O.で、最も小さなD.O.の一つですが、何よりの特徴は地ブドウ「モナストレル種」の存在です。ロバート・パーカー氏がこのモナストレルの偉大さに注目し、2006年にムルシア州を「世界の中でも偉大な地域」と表現したことから、かつて無名であったイエクラの名も一般に知られるところとなりました。
モナストレル種はフランスのムールヴェードル種と同じです。
なかなか熟しにくく収穫時期が遅い品種としても知られ、適熟には南スペインの強烈な太陽が必要。
アルフレド氏によれば「スペイン南部に比べるとフランスは日照量が低く、降雨量も多いため完熟度が下がり青みが出る。スペインのモナストレルの方がストラクチャーがあり、凝縮度が高い」とのこと。
モナストレルは他の品種とブレンドされて使われることが多く、カベルネやシラーの補助的品種と思われがちであるが決してそうではないことを、近年バラオンダを初めとするムルシア州のいくつかの造り手が証明しつつあります。
年間300mmという極端に少ない降水量、大陸性気候という条件に加え、他のモナストレル産地と比べ標高の高いイエクラでも更に高地(600-850m)に畑を所有しているという好条件、数多く残る古木の畑に恵まれていること。
受け継がれた財産を振り返ったとき、イエクラの、そしてバラオンダのテロワールに完璧に適応したこの地ブドウの素晴らしさを広めたいという想いが確かなものとなりました。
イエクラD.O.では、より凝縮感のある質の高いモナストレルを収穫する為、灌漑が禁止。
乾燥した気候に加えて灌漑禁止のため、ブドウ樹が水分の取り合いをしないよう植樹の間隔が非常に広く、背の低いブッシュヴァイン仕立て。
機械収穫は不可能なため全て手摘みでの収穫となります。
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | スペイン |
生産地 | ムルシア イエクラ |
生産者 | バラオンダ |
■味わい:ミディアム-フルボディ ■ぶどう品種:モナストレル70% シラー20% ガルナッチャ・ティントレラ10% ■格付け:D.O.イエクラ ■アルコール度数:14% |