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自然を愛した青年が歩んだ ピノの名匠への道! 【SALE・新入荷】◎パリンガ・エステイト ペニンシュラ ピノ・ノワール(赤) 750ml
商品説明

【SALE→1/15まで4800円 1/6から5000円】
Paringa Estate Peninsula Pinot Noir
《この別格感、存在感!》
オーストラリアワインの試飲会で出会った、このパリンガ・エステート。
オージーワインらしい明るく自由な発想のラベルが並ぶ中で、正直に言えばとても地味な感じでした。
実際、先に試飲した白ワインの回では、シャルドネをスルーしていました・・
個人的にピノ・ノワールが好きなので、赤ワインの回では「一応飲もか?」と試飲。
ひと口飲んで衝撃!思わず「え?なにこれ?」ですよ。
すごくいいブルゴーニュを飲んだときの、あの別格感、存在感。
続けて試したシラーズのエレガントな上質さにも驚き、慌ててシャルドネも試して確信しました。
「ふぅ・・危うく、すごい造り手を見逃すところだった」
もちろん、その場で出品全アイテムの取り扱いを決定しました。
あとでじっくり生産者情報を確認したら、やっぱりすごい造り手でした。
詳しくは後述。まずは味わいからご紹介します。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》
透明感ある美しい赤紫。
香りだけで「これはピノ・ノワール」とわかる、輪郭のはっきりした美しさ。
レッドチェリー、ブラックチェリー、ラズベリーの果実香に、マラスキーノを思わせるニュアンス。
また深紅のバラを思わせる花のような香り、かすかに炭のような香りも。
味わいもまた香りどおり、正統派のピノ・ノワール。
チェリーやラズベリー、いちごのような赤い実の果実味、ローズティーのような繊細な風味も。
爽やかなピノ・ノワールらしい酸がシャープすぎることなくあります。
タンニンはまろやかかつ非常にきめ細かく、しっかりと存在しながらも美しく溶け込んでいます。
エレガントでありながら、決して痩せていない。
全体のバランスがとれた、正統派ブルゴーニュ系の端正なピノ・ノワールです。
果実味の鮮やかさとともに複雑味もあり、とてもうまくまとまっています。
もしブルゴーニュの有名村産なら、これどころの価格ではないと感じる完成度。
我が家では、ロースステーキを醤油ベースの和風ソースで合わせました。
赤身と脂のバランスがいいロース肉に、優しい味のソースが加わるとこのピノ・ノワールがとてもよく合いました。
脂っぽさを残さず、後味はすっときれい。重たくなりすぎず、グラスが進む組み合わせでした。
「ステーキには重たい赤」と決めつけなくても大丈夫。
和風の味付けでも自然に寄り添ってくれる1本です。
《このワインについてのデータ》
畑:ペニンシュラ・レンジのブドウは自社畑レッドヒル・ヴィンヤードとモーニントンペニンシュラの複数からなる契約農家から栽培された非常にクオリティーの高いブドウ、3種類を元に醸造される。
この地域は気候に恵まれており900-800mmの雨量が見込まれるので灌漑の必要は一切ない。
レッドヒルという名前の通り火山岩が主体となる赤土で鉄分が非常に濃い水はけの良い土壌。
海抜は150mありモーニングトンでは一番標高のある地域で、常に海からの穏やかな風が流れており気温の上昇を妨げ、病害にも好影響を与えている。
パリンガのピノ・ノワールはフレーバーとボディーがしっかり味わえるスタイルを意識しており、全ての要素は畑から宿るものと認識している。
特にブドウが日照から色合い、タンニン、ボディの元となる要素を構築、フレンチオークの新樽を使用することがエレガントでありながらピノ・ノワールの力強さをも引き出すと確信している。
100%除梗、2.5トンの開放槽にて醗酵、およそ21日間のスキンコンタクト。
フレンチオークにて最低11か月の熟成(澱引きなし、新樽率は年によって変わり10-15%)
《モーニントンが誇る、ピノ・ノワールのトップ生産者》
モーニントン・ペニンシュラの冷涼な丘陵地に1985年に誕生したパリンガ・エステート。
オーストラリアでもっとも受賞歴の多いブティックワイナリーとして知られるトップ生産者です。
その中心にいるのが、創業者であり醸造家・栽培家のリンズィ・マッコール。
独学でワイン造りを学び、荒れたリンゴ畑をゼロから世界的ピノ・ノワール産地へと変えた情熱の造り手。
「パリンガ」という名はアボリジニの言葉で「海に近い」を意味します。
海風が畑に涼しさをもたらすこの土地は、エレガンスを求めるワイン造りに理想的な環境。
この冷涼さを生かし、創業者リンズィ・マッコールは1980年代からピノ・ノワールの可能性に挑戦し続けてきました。
当時ほとんど誰も挑戦していなかった品種を植え、ブルゴーニュ・ポマール系のクローンから「パリンガ・クローン」と呼ばれるスタイルを築き上げたその先見性は、今のモーニントン・ペニンシュラを「ピノの名産地」へと導く礎となりました。
ヴィクトリア州ワインショーでの最優秀ピノ・ノワール受賞(1993・1995・1999)や、メルボルン、アデレイドのロイヤルワインショーでの最優秀ピノ獲得など、この冷涼な気候を背景に、繊細さと存在感を兼ね備えたスタイルで数々の賞を受賞し続ける、名実ともにオーストラリア屈指のピノの造り手です。
《教師からワイン造りへ──情熱が導いた人生の転機》
幼い頃は酪農家の息子として自然と共に育ったリンズィ。
父から「酪農業を継ぐ必要は無いから今後は学業に励み自分の道を歩め」と言われ、中学教師に。
その時の上司にワインを勧められその奥深さを知り、休暇ごとにワイナリー巡りをする中で荒れ果てたりんご農園に出会いました。
「ここにぶどう畑を作りたい」その強い想いだけで、1984年に農園を購入。未経験から開墾を始めました。
初めの10年間は中学の物理教師をしながらブドウ畑を少しずつつ開墾し、1985年に当時のオーストラリアで主流だったカベルネとシラーズを、1986年にシャルドネを、1988年にモーニングトンではストーニアーズでしか見られなかったピノ・ノワールを植樹。
この植樹がモーニングトン・ペニンシュラのピノ・ノワール種における地位を未来へ導くこととなります。
(このピノは、クローンを辿ると、オレゴンで主体のピノ同様にブルゴーニュのポマール)。1996年になるとリンズィは自身の仕事としてワイン作りに専念することを決め、ブドウ作りと偉大なるワイン作りに全てのエネルギーを注力することになりました。
創業当初から「偉大なワインは畑から生まれる」という信念を貫き、区画ごとに最適な手入れを施す徹底した畑仕事を続けてきました。
手作業にこだわり、地形や日照に合わせて区画ごとに細やかに栽培を管理。
土壌のエネルギーを適切に分散させる独自の剪定方法を築き上げるなど、長年の経験と観察から導き出した独創的な栽培哲学が、ワインに一貫した美しさと存在感を与えています。
こうした丁寧なワイン造りは国内外で高く評価され、主要ワインショーで最優秀賞を多数受賞、ジェームス・ハリデーによるワイナリー5つ星評価など、プロフェッショナルからの信頼も揺るぎないものとなっています。

| 商品スペック | |
|---|---|
| タイプ | 赤 |
| ヴィンテージ | 2023 |
| 容量 | 750ml |
| 保存 | 静かな冷暗所 |
| 生産国 | オーストラリア |
| 生産地 | ヴィクトリア州 モーニントン・ペニンシュラ |
| 生産者 | パリンガ・エステイト |
| ■味わい:ミディアムボディ ■ぶどう品種:ピノ・ノワール ■格付け:----- ■アルコール度数:13.0% | |


























