
チャレンジが生み出した蘭という名の奇跡! ◎ボデガ・イヌリエータ オルキデア(白) 750ml
商品説明
見つけてきました!マストなソーヴィニヨン・ブラン!
実はこのワインの産地ナバラは、冷涼気候を好むソーヴィニヨン・ブランにはあまり向いてなくて栽培が難しいそう。
ふーん・・と思って飲んでみると、その話を疑う美味しさ!
イヌリエータは、ナバラでソーヴィニヨン・ブランによるワインを初めて造ったパイオニア。
フレッシュでフルーティーなスタイルに仕上げるのが難しくリリースまで4年かかったという渾身の1本、これは飲んで頂かないといけません!
どうしてそんな難しいチャレンジを?と思ってしまいますが、ワイナリー設立初期から10年以上醸造家を務めるケパ・サガスティザバル氏が大変探求心旺盛な人物。
新技術や設備を取り入れ、様々な酵母の使い方を研究、セラーは清潔を保ち、品質に対するこだわりあり。「ユニークで個性のあるワイン」「一口飲めばイヌリエータだとわかるワイン」を作り出しています。
そういう醸造家だからこそ、あえてチャレンジして結果を出したのだと思います。
「オルキデア」とは、蘭の花の意味。
薄い黄色。
緑肉メロンやパパイヤのような果実香に加え、少し蜂蜜っぽいニュアンスも。
輪郭はっきり。ほのかな甘味を含んだ果実味が濃厚な大柄タイプ。
それでいてフレッシュな酸もきちんとあるので、明快な美味しさです。
難しくなく、飲み手も合わせる料理も幅広く対応出来ます。
毎日の晩酌はもちろん、ホームパーティーにも立派にお役目を務められる頼れるワインなのです!
=====【輸入元資料より】
牛追い祭りで有名なナバラ州の州都パンプローナから南へ約55kmにあるファルセスの郊外に、イヌリエータのボデガはあります。緑豊かで、風が強く風力発電が盛んな地域で、あちこちに強大な風力発電機を見ることが出来ます。
イヌリエータという名前は、祖先が約100年前に葡萄を育てていた土地の名前(バスク語で蟻塚)で、ワインに対する情熱を持っていた祖先への賛辞としてこの名前を選びました。
畑は元々がアルガ川だったため、石の多いのが特徴です。畑は海抜300mから500mの間の3つの違った高度にあり、それぞれが違った土壌になっています。
気候は恵まれていて、基本的に乾燥しており気温も低め。
雨は多めですが、風が樹を乾燥させ、夏の暑い時の気温を下げる働きもします。夏場にはボデガの前を流れるアルガ川の水を使い、必要最小限の量を一滴ずつ畑に落とします。
作業には、ポルトガルやモロッコからの毎年決まった季節労働者を使っています。
温度と湿度、空調管理システムが完備されたカスク・ルーム(樽貯蔵庫)では5種類の違う樽を使用。3種類のフレンチオーク、2種類のアメリカンオークがあり、それぞれ職人の手による違った樽を使うことによりワインにあわせて違った樽のニュアンスが得られるようにしています。
ワイン造りのポリシーは、飲みやすいワイン(easy drinking)なワインをリーズナブルな価格で提供すること。国や文化を問わず、誰にも愛される親しみやすいワイン造りを目指しています。
歴史
アントニャーナ家の祖先は、葡萄栽培農家。
父は、プエンテ・ラ・レイナに4haの葡萄畑を所有。父、兄弟と働く。
1971年 父の引退を機にパンプローナに移り住み、スーパーマーケットビジネスを始める。24店を経営するに至る。
1999年 アントニオ・アントニャーナが、スーパーマーケットの共同経営者ホセ・アントニオ・アリオーラと設立。葡萄を植える。
2001年 ファーストリリース。ボデガが完成。
2003年 スーパーを売り、ワイン造りに専念。アントニオ・アントニャーナ、ホセ・アントニオ・アリオーラ 他2名
葡萄園(畑)217ha(設立当初は50ha)。標高300 480m。
カベルネ・ソーヴィニヨン70ha、メルロ40ha、ソーヴィニヨン・ブラン30ha、ガルナッチャ28ha、シラー23ha、プディ・ヴェルド14ha、グラシアーノ12ha
栽培 農薬はEUで認められているものを使うが、最低レベルに抑えている。自然に危害を与えない製品を使用。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2019/2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | スペイン |
生産地 | ナバーラ |
生産者 | ボデガ・イヌリエータ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン ■格付け:D.O.ナバーラ ■アルコール度数:13% |