
特別な区画クランクライからの飛び切りのシュペートレーゼ 【SALE】◎カール・エルベス ユルツィガー イン・デア・クライン リースリング シュペトレーゼ(白) 750ml
商品説明
【SALE→7/31まで2990円 8/1から3200円】
Karl Erbes Urziger In Der Kranklei Riesling Spatlese
《特別な区画から造られる心トロけるシュペートレーゼ》
疲れた時、ケーキでも食べて今日はもう何もせんっ!って時ありますよねぇ・・
日中ならそれが良かろう・・ケーキ食べて休もう・・
そしてその気分が夜なら、疲れた心と体に沁みるこんな優しい甘口ワインがお薦めです!
アルコール度数も7.5%と低いので、飲み疲れしないのも魅力です。
癒し系ワインのイチオシ、ドイツ産甘口リースリング。
夏場はすっきり酸味がさらに美味しく感じるモーゼル産がいいんです。
美味しさに絶対的な安心感ありなのが、生産者カール・エルベス。
こちらは2014年から表示が復活した「クランクライ」から造られるシュペートレーゼです。
完熟ブドウで造られる心トロける甘口をどうぞ。
「クランクライ」は、1971年の新ワイン法制定前は、ヴュルツガルテン内の単一畑として独立していた特別な区画。
その後表示が出来なくなっていましたが、2014VTから再びラベルに表示することが法律で認められました。
赤色粘板岩土壌で、酸が高い葡萄が出来、最後に摘み取っても酸が落ちないので、毎年甘口を造ります。
また、くぼみで水が溜まるので樹齢の古い樹も育ち、中には100年以上前のフィロキセラ禍以前の古樹もあるんです。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》
中程度の濃さの黄色。
りんごや蜂蜜レモンを思わせる甘酸っぱい果実香、かすかに濡れた石のようなミネラル香も。
味わいは凝縮感があり、甘い蜜りんごやレモネードのような華やかな果実味がパッと広がります。
リースリングらしい引き締まった酸が、果実味の甘さを美しくまとめています。
またミネラル感や塩味もあり、心地よい複雑味に。
表情豊かで余韻も長くあるので、ゆったりと時間を楽しみたいワインです。
ワインだけでじっくり飲むにもぴったりの大人の甘口。
お風呂上がりの晩酌にいかがでしょうか?
また、甘口ではありますが酸がしっかりあるので食中酒としても楽しめます。
甘酢を使った料理やスパイス料理などに合わせるのも楽しい1本です。
セラーをお持ちならばこの先10年は熟成可能です。
今飲む楽しみも、育てる楽しみにもなるワイン。
糖度:79.6g/L 酸度:8.8g/L
《父からのバトンを更なる高みへ》
(輸入元資料より)
1967年に現当主のシュテファン・エルベスの父カール・エルベスが設立。
カールは凄腕のワインメーカーとして名を馳せた人物で、1960年代から1970年代の間に、同時に7つのVDP生産者のワインメーカーをしていました。
有名なクリストフェル・ベレスでも、1997年までの30年間ほどをワインメーカーとして務めるなど、その手腕は高く評価されました。
カールは2002年に息子のシュテファンにヴァイングートの運営を任せ一線を退き、2022年5月31日に惜しまれながらこの世を去りました。
現在は息子のシュテファン(1970年生まれ)がオーナーとなり、偉大なる父の造り上げたワインの品質をさらに向上させ続けています。
所有する葡萄畑のすべてが非常に厳しい農作業を強いられる急斜面で、耕作や収穫など殆どの作業が手で行なわれています。
勾配は約70%(傾斜角約35度)と非常に急で、機械が入ることも出来ません。
スレート土壌で足場が悪いため、支柱に掴まり、ビュッテと呼ばれる収穫用の桶を背負いながら、横に移動し葡萄を摘み取る作業は大変な重労働です。
葡萄畑はユルツィガー・ヴュルツガルテンに5haとエルデナー・トレプヒェンに0.3ha。80%がスレート、20%が赤い岩の土壌。
接木なしの100%リースリングで70-80年樹齢を最高に、他の多くも古木。
肥料は土壌の検査に基づき、毎年違った成分を補充。石灰、葡萄の搾りカス、木の皮、家畜の糞など、有機肥料を使用。
ワイン造りは伝統的で全て樽で行い、樽にバナナ状の温度計を入れコンピューターで温度管理。SO2を入れて醗酵を止め、瓶詰めまで澱と寝かせる(あまり動かしたくないため)。
ズースレゼルヴは使わない。辛口は、温度管理をして、最後までしっかり発酵。
シュテファンは、注意深い葡萄の選別により★から★★★、ゴールトカプセルまでの異なったレベルのアウスレーゼを造ることで、中部モーゼルのトップ生産者としての評価を得ることを目指しています。
私どもでは1987年より取り扱っており毎年のように訪問し、時にはユルツィガー・ヴュルツガルテンにも足を運びます。
そこは畑というよりはむしろ崖と言った方がよく、しかも所々に粘版岩の岩板が露出し、農作業中に足でも滑らせたら谷底まで転げ落ち、場合によっては命をも落としかねない厳しい農作業を強いられる畑です。
通常は下から上へ作業をするのですが、あまりに急斜面のため横に移動して摘み取るそうです。
エルベスの畑に一度でも行ったことがある人なら、労働に対して世界で最も安いワインといっても当然だと思うことでしょう。
日本では、私どもでのみご紹介する彼のワインは、いつも品質が安定しており、まさにリースリングの芸術品ともいえる味わいを醸し出しています。
《評価一覧》
「ヴィヌム2019」で3ッ星 「ゴーミヨドイツワインガイド2019」で3房 「アイヒェルマン2019」で3.5星。
ヒュー・ジョンソン「ポケット・ワイン・ブック2019」で、ユルツィヒの優良生産者。
2012年のラインラントファルツ州品評会で「特別栄誉賞」。
2年に1度開催される「プロリースリング」で、2011、2013年と2年連続して「醸造者賞」受賞。
ゴーミヨ2014で3つ房「注目生産者」
2012年ラインラント・プファルツ州品評会「特別栄誉賞」
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | モーゼル |
生産者 | カール・エルベス |
■味わい:甘口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:シュペトレーゼ ■アルコール度数:7.5% |