知る人ぞ知る絶品ボルドー白!少量飲みにも高満足度! ◎シャトー・トゥール・ド・ミランボー キュヴェ・パッション ブラン(白) 750ml
商品説明
実はこちらのブラン(白)もございまして、ほんとに美味しいと思いつつも「いつもボルドーに冷たい私が、ボルドー、しかも白をご紹介しても買って頂けないやろうしねぇ・・」と一人いじけておりました・・。
しかしこの度、「この美味しさはやっぱりご紹介したい」と決意!
「これっ、美味しいですっ!」
赤同様かなりニューワールドな雰囲気をまとった白。
もしブラインドで飲んだら、ニュージーランド産って言ってしまいそうです。
それぐらい、果実味しっかりではっきりした個性を持った1本です。
中程度の濃さの黄色。
パッションフルーツ香がニュージーランド産っぽく、またパイナップルを思わせるニュアンスも。
更に樽由来の食パンのような香ばしい香りも漂います。
味わいも香りどおり。
はっきりと濃い輪郭を持ったジューシーさにより、アタックは甘い印象。
さらにその果実味に樽由来のヴァニラのフレイヴァー感が見事に解け込んでいます。
質の高い完熟葡萄を樽の力がさらに引き出し、相乗効果を生んでいます。
個人的には、ソーヴィニヨン・ブランの樽熟って果実味と樽の味がチグハグになっているのが多い気がしてちょっと苦手なんですが、このワインは絶妙なバランスでよくまとまっていて本当に美味しいです。
酸もきれいで柔らかく、全体は軽すぎず重すぎず丁度良いボディ。
適度な飲み応えがあるのでゆったり少量を味わうのにも満足感が高いです。
海老フライ、白身魚フライなど洋食屋さんメニューに合わせてみて下さい。タルタルソースたっぷりで・・なんて想像すると、うぅ、たまりませんねぇ!
醗酵:オーク樽60% ステンレス・タンク40%
熟成:オーク樽6ヶ月(新樽比率25%) ステンレス・タンク熟成6-8ヶ月
=====【輸入元資料より】
「オーパス・ワンに引けを取らない」と紹介された「神の雫」で一躍有名になったシャトー・モン・ペラを所有するデスパーニュ家が200年以上も所有しているシャトー。
元々はデスパーニュ家が住んでおり、愛着も深く、ジャン・ルイ・デスパーニュ家が元詰めワインの生産を始め、名声を築いたのもこのシャトーでした。
果実を冷却する部屋等、モン・ペラにも無い最新設備が導入され、サラー内のワインの移動は重力だけで行っています。(佐野屋注:ポンプの使用がないためワインにストレスを与えないと言われており、最新/最良のワイナリーの多くがこのシステムを採用。)
栽培はリュット・レゾネ(減農薬栽培)
革新をもたらした型破りなボルドー人、先代のジャン・ルイ・デスパーニュ。
ジャン・ルイはボルドーでワイン造りを学んだ後、1967年にアルゼンチンとチリに渡ります。ヒッチハイクをしながらの旅行が目的でしたが、その間の生計のため各地のワイナリーで仕事をするという型破りなボルドー人でした。
その後徐々に北上していき、カリフォルニアに到達した時にロバート・モンダヴィ氏に出会い、ワイン造りを学びます。
ここで覚えたカリフォルニアの最新のワイン造りをボルドーに戻ってから導入します。例えばステンレス・タンクや空気圧式の圧搾機で、これらは当時のボルドーとしては革新的な導入でした。
また帰国当時は20haだった畑も徐々に拡大し、50haにまで拡げます(今日では88ha、持ちシャトー全てを合わせると300ha)。
現当主ティボー・デスパーニュも父と同じくニュージーランド(マルボロのノビロ)、豪州(ブラウン・ブラザーズ)、カリフォルニア(クロ・デュヴァル)、チリ(カサ・ブランカ・ヴァレーのビリャール)等の海外でワイン造りを学んでいます。
ボルドーというフランスでも銘醸地にありながら、親子二代ともニュー・ワールドでの経験を持っていたり先進技術を率先して導入したりする等、革新的な考え方を持つ生産者です。
「常に向上を目指す」をスローガンに「小さな村からのワインが世界中で開けられる」事を願い、「無名なアペラシオンから素晴らしいワインを造る」事を目指しています。
こちら(輸入元ホームページ)でさらに詳しい情報をお読み頂けます。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2015/2016 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | フランス |
生産地 | ボルドー |
生産者 | シャトー・トゥール・ド・ミランボー |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン60% セミヨン40% ■格付け:AOCボルドー ■アルコール度数:13% |