南アフリカを代表する生産者と言っても過言ではないカノンコップ。
南アの独自品種ピノタージュが畑の50%を占める主要品種ではありますが、ボルドー・ブレンドのポール・サウアーも大変高い評価を得ているとおり、このカベルネもまた素晴らしい味わいです。

濃い赤紫。
黒い実の果実香にコーヒーやチョコレートのような甘苦い香り、紅茶のニュアンスも。
濃く充実したたっぷりの果実味が凝縮。
滑らかできれいな酸と上品な渋みが溶け込みシルキーでエレガント。
濃厚でしっかりしたボディのワインではありますが、パワフル過ぎることなくバランスがとれた逸品。
まさに完璧と呼ぶのがふさわしい1本です。

良質・完熟の素晴らしいカベルネの美味しさを堪能できる逸品。
是非良質のビーフステーキやラムステーキでご堪能頂きたいと思います。

=====【輸入元資料より】
1910年設立の4代目家族。
ステレンボシュ・シモンスバーグ山脈の麓に125haを所有（ブドウ畑は100ha）。
このシモンズバーグ山脈周辺は「南アフリカの赤ワイン地帯」と呼ばれグレネリー、ラステンバーグなどのトップワイナリーが名を連ねています。その「赤ワイン地帯」の中で確固たる不動の地位を築いた赤ワインメーカーがこの「カノンコップ」です。
昔、ケープ湾に船が入港したことを知らせるために使用していた大砲をボトル・ラベルに描いています。
世界最大級のワイン評価大会インターナショナル・ワイン＆スピリッツ・コンペティション（IWSC）などを主に、1990年代から最優秀賞を受賞するなど南アフリカワインの品質の高さを世界に知らしめたパイオニア的な存在のワイナリー。

主要品種はピノタージュで畑全体の50％を占めています。ピノタージュはブッシュヴァインで、樹齢50年以上の古木もあります。他はカベルネソーヴィニョンが35％、メルロが7.5％、残りがカベルネフラン。
畑は、ブドウ栽培にとっては理想的な土壌で、灌漑はほとんど必要としません。
セラーマスターは、南アフリカ特有のピノタージュの品質にこだわり続けるアブリー・ビースラール氏。インターナショナル・ワイン＆スピリッツ・コンペティション2015で、「世界最優秀ワイン醸造家」受賞。個人としても同賞を2008年にも受賞しており、2回目の受賞。=====