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 シャトー・トゥール・ド・ミランボー キュヴェ・パッション ルージュ(赤) 750ml

品質=格付 コスパ=ニューワールド絶品ボルドー! シャトー・トゥール・ド・ミランボー キュヴェ・パッション ルージュ(赤) 750ml

シャトー・トゥール・ド・ミランボー キュヴェ・パッション ルージュ(赤)
商品番号 WineFR096-750
販売価格 ¥ 2,750 税込
申し訳ございません。ただいま在庫がございません。

※注意事項

商品写真は外観が似た代用品を用いる場合がございます。シールの有無、肩掛けの文言などから、スペック等を判断されないようお願い致します。スペック等は商品説明でご確認下さい。





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    商品説明

    ミランボー キュヴェ・パッション ルージュ


    2009年はボルドーの「世紀のヴィンテージ」とされ、1級シャトーなどは前年の数倍もの値段を付けることもあった中、「無名産地からグラン・ヴァンに負けない品質」を目指すこのシャトーでは、そんな年でも値段を上げることはありませんでした。

    さらに、蔵出し価格改定で多くのボルドーワインが値上がりする昨今、ヴィンテージが進んでもお値打ち価格を続けてくれるこのシャトーには頭が下がります。

    大変良心的でお買い得な、そして何よりとても美味しい1本です!

    ボルドーファンはもちろん、ニューワールド産ボルドー・ブレンド好き(店主はこっち)にも自信を持ってお薦め出来ます。!


    美しい赤紫。

    赤い実、黒い実入り交じった甘いベリーフルーツの果実香と、
    ヴァニラのような樽香をほのかに感じます。

    濃く、それでいて上品な完熟果実感が力強く、豊富なタンニンもまろやかに溶け込んでいます。

    角のない酸が全体をエレガントにまとめ、力強いけれども優しさも感じられる、上質感のある整った味わいに仕上がっています。

    厚みがあり全体的にふくよかですが、甘みはやや控えめで上品。

    ふっくらした果実味と、強すぎない心地よい樽感がお互いを引き立て合いバランス良し。

    余韻も長く続きます。


    このキュヴェ・パッションは、「格付シャトー並の品質でコストパフォーマンスの高いワイン」というコンセプト。

    まさにコンセプトどおり・・いえ、コンセプト以上のワインになりました!

    ちょっと贅沢に普段使いなら、デミグラスソースのハンバーグやビーフシチューに合わせれば、洋食屋さんで食べるような満足感間違いなしです!

    もちろん、特別な1本としてギフトにもお薦めです!


    ワインラヴァーの皆様なら、1976年のパリ・テイスティング事件をご存知の方も多いことでしょう。

    当時、フランスでは低く見られていたカリフォルニアワインと、メドック格付けワインのブラインド・テイスティングで、カリフォルニア勢が勝利を収め、一躍カリフォルニアワインの品質の高さを証明した、ワインの世界では伝説と言える事件です。

    そのパリ・テイスティング事件よりも前にカリフォルニアに学んでいた革新的なボルドー人がいました。

    それが、今回ご紹介するワイナリーの前当主、ジャン・ルイ・デスパーニュです。

    「ボルドーが苦手」な店主まーちゃんですが、このワインは赤白とも大変気にいっています。

    その秘密・・是非お読み下さい!


    醗酵:50%ステンレス・タンク、50%オーク樽

    熟成:オーク樽にて12カ月(新樽比率30%)


    =====【輸入元資料より】


    「オーパス・ワンに引けを取らない」と紹介された「神の雫」で一躍有名になったシャトー・モン・ペラを所有するデスパーニュ家が200年以上も所有しているシャトー

    元々はデスパーニュ家が住んでおり、愛着も深く、ジャン・ルイ・デスパーニュ家が元詰めワインの生産を始め、名声を築いたのもこのシャトーでした。

    果実を冷却する部屋等、モン・ペラにも無い最新設備が導入され、サラー内のワインの移動は重力だけで行っています。(佐野屋注:ポンプの使用がないためワインにストレスを与えないと言われており、最新/最良のワイナリーの多くがこのシステムを採用。)

    栽培はリュット・レゾネ(減農薬栽培)

    革新をもたらした型破りなボルドー人、先代のジャン・ルイ・デスパーニュ。

    ジャン・ルイはボルドーでワイン造りを学んだ後、1967年にアルゼンチンとチリに渡ります。ヒッチハイクをしながらの旅行が目的でしたが、その間の生計のため各地のワイナリーで仕事をするという型破りなボルドー人でした。

    その後徐々に北上していき、カリフォルニアに到達した時にロバート・モンダヴィ氏に出会い、ワイン造りを学びます

    ここで覚えたカリフォルニアの最新のワイン造りをボルドーに戻ってから導入します。

    例えばステンレス・タンクや空気圧式の圧搾機で、これらは当時のボルドーとしては革新的な導入でした。

    また帰国当時は20haだった畑も徐々に拡大し、50haにまで拡げます(今日では88ha、持ちシャトー全てを合わせると300ha)。

    現当主ティボー・デスパーニュも父と同じくニュージーランド(マルボロのノビロ)、豪州(ブラウン・ブラザーズ)、カリフォルニア(クロ・デュヴァル)、チリ(カサ・ブランカ・ヴァレーのビリャール)等の海外でワイン造りを学んでいます。

    ボルドーというフランスでも銘醸地にありながら、親子二代ともニュー・ワールドでの経験を持っていたり先進技術を率先して導入したりする等、革新的な考え方を持つ生産者です。

    「常に向上を目指す」をスローガンに「小さな村からのワインが世界中で開けられる」事を願い、「無名なアペラシオンから素晴らしいワインを造る」事を目指しています。=====


    今でこそ、ボルドーやブルゴーニュといった歴史ある銘醸地からニューワールドに学びに行く事も珍しくはなくなりましたが、パリ・テイスティング事件以前に既にカリフォルニアに学んでいたボルドー人がいたとは!

    店主は、正直言ってボルドーが得意ではありません。が、ここ数年でうすうす気付いてきたことが、「左岸(メルロー主体)のボルドーなら好きな味も結構ある」ということ。

    メドック格付(カベルネ主体)の高価なワインを飲んでも「ん?」と正直思うことが多い中、メルロー主体だと「(コスパも含めて)おっ、いいねぇ」なものにも出会うこともしばしば。

    このキュヴェ・パッションも然り。

    文句のつけようなく、素直に美味しい!即採用決定したワインなのです!

    その後、輸入元の資料を読み、私が気に入った理由は「メルロー主体だったから」だけではなく、このワインにこんな背景があったからなのだと感じました。

     


    (文章:佐野 雅子)


    商品スペック
    タイプ
    ヴィンテージ2015
    容量750ml
    保存静かな冷暗所
    生産国フランス
    生産地ボルドー
    生産者シャトー・トゥール・ド・ミランボー
    ■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:メルロー82% カベルネ・ソーヴィニヨン10% カベルネ・フラン8% ■格付け:AOCボルドー ■アルコール度数:13.0%


    ワイングラス Wine Glass





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