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Napa Highlands Zinfandel Napa Valley

《深み・コク・バランスの先にある「余裕の旨さ！」》

カベルネやメルローの濃厚さから、ジンファンデルはさらなるパンチ系かと思ったらいい意味で裏切られました。
思ったよりより柔らかでフレンドリー。ナパらしい明るい果実味の芯を持ちつつ飲みやすいのです！
濃厚派、エレガント派、どちらも納得できる美味しさを持ったジンファンデルなのです。

《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》

きれいな赤紫。
いちごや熟したプラム、ブラックチェリーのような果実香。
味わいも赤系果実味、黒系果実味入り混じった愛らしいジューシーさ。
かすかにナツメグやホワイトペッパーのような風味があり、複雑味になっています。
タンニンも酸も滑らかで良質で、絶妙なバランス感！
濃厚さ一辺倒の単純さはなく、旨み系とでもいいましょうか？

こんなしなやかなワインなので、気取らない日常のごはんにも、おもてなしにも使えます。
また、これからの季節ならキャンプに持っていくのもアリです！
炭火で焼いたソーセージやグリルチキン、チーズをのせたハンバーガー、ダッチオーブンでコトコト煮込んだ煮込み料理にも。
アウトドアご飯を間違いなくグレードアップしてくれる１本です。

醸造：サブマージド・キャップ・ファーメンテーション・タンクで10日間発酵。
　　（発酵タンクの上から網で押さえつけて果帽を浮かび上がらないように沈める方法で抽出を十分促すことができる。）
熟成：3年使いの樽で22か月

《最高評価の栽培家の葡萄を調達しナパ・ヴァレーらしさを追求！》

「ナパ・ハイランズ」はナパ・ヴァレーの葡萄栽培農家と密接な関係を築き、ナパ・ヴァレーらしさを生み出すべく、それぞれの品種に最適なエリアから厳選した葡萄を調達してブレンド。
ラベルにはナパ・ヴァレーの古き良き田舎の風景が描かれ、自然の恩恵により育まれた良質なナパのワインを表現しています。

このジンファンデルも他の品種同様、密接な関係を築いた優良葡萄栽培農家とタッグを組みます。
現在カリフォルニアのジンファンデルの主要生産地はソノマ、ロダイが中心。
かつてはナパ・ヴァレーにも多くのジンファンデルがありましたが、今では多くがカベルネ・ソーヴィニヨンに植え替えられ、畑面積は少なくなっています。
ナパ・ヴァレーのジンファンデルらしさを生み出すべく、ナパ・ヴァレーの中でも気候的に暖かい北のエリアのAVA、カリストガやダイヤモンド・マウンテンに植樹されている貴重なジンファンデルを選抜。十分な日照量と粘土も多く混じる土壌から、完熟した果実となります。
ジンファンデルらしいジャミーな要素もありながら、力強いタンニンと全体的なバランスがうまくまとまったワインになっています。

《2022年ヴィンテージについて》

2022年は9月に5日間35℃を超える日が続いたが、その後雨が降り一度収穫を待つことになった。2022年は熱波と雨の前に収穫した葡萄と、雨が完全に上がって完熟を待った葡萄をブレンドすることにより、酸、フレッシュさ、完熟のバランスを取ることができた。