
復活地葡萄を異なる手法で赤・白・オレンジワインを醸造! 【アウトレット】◎メシムネオス ドライ・ホワイト(白) 750ml
商品説明
【旧価格2860円(税込) 取り扱い終了につきアウトレット価格】
あなたの知らない品種に出会おう!
あなたの知らない、どころか、店主まーちゃんだって知らなかった品種「チディリオティコ」のワインが登場です。
ギリシャと言えば青い海に白い家、点在する島々、オリンピック発祥の地、長い歴史。
温暖な地中海性気候は葡萄栽培にも向き、ワイン造りの歴史も大変長い国です。
20世紀初頭にはフィロキセラ害を被ったものの、1970年代から徐々にワイン産業が近代化。
現在は新世代生産者が土着品種の魅力を発信し、国際的に高い評価を得るワインも出てきている注目産地の一つです。
このワインの産地レスヴォス島は、トルコ沿岸に位置しギリシャで3番目に大きな島。
生産者自らが、この地でフィロキセラを生き延びた地葡萄を探し栽培を復活させたのがこの葡萄品種「チディリオティコ」。
珍しすぎてソムリエ協会教本にも載っていないほどの希少品種。
今回ご紹介しようと思ったのは、その希少性はもちろんのこと、赤白オレンジ(※)3つのワインが一つの品種から味わえるという楽しさもあるから。
チディリオティコは、写真でご覧頂けるように薄い赤系の色調の葡萄で、グリ(=グレー)と呼ばれる葡萄に近い感じ。
赤、白、ロゼ、オレンジ、全て造れる葡萄です。
こちらは白ワイン。つまり「黒ぶどうで造る白ワイン」なんです。
唯一無二の味わいと言って良い個性派。
オレンジを思わせる甘酸っぱい柑橘香や、蜂蜜のような甘い香り、シェリーのような香りも。
香りの要素そのままの味わい、と言ったら身も蓋もないんですけど・・。
オレンジやタンゴール類のような糖度の高い柑橘系果実味が主体。
それにこのワインの個性の肝とも言うべき、軽やかなミネラル感やペトロール感、甘口シェリーのようなニュアンスが入り混じっています。
適度なボリューム感もあるので、白身の肉料理にも合わせられますよ。
「黒ぶどうで造る白ワイン」自体が大変珍しいもの。
それに加えてチディリオティコも大変な希少品種、お試し頂く価値は十分です!
試飲会でお会いした醸造家のヤニスさんから、「東京オリンピックの年に、オリンピック発祥の地ギリシャのワインに親しんでください」とのメッセージを頂きました。
ギリシャでは「ボトルの残りワインを飲むとお金持ちと結婚できる」と言うそうです。
「残り物には福がある」みたいな感じでしょうか?
ギリシャワインは、ボトル最後の1杯を必ず飲みましょう!
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2016 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ギリシャ |
生産地 | レスヴォス島 |
生産者 | メシムネオス |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:チディリオティコ ■格付け:P.G.I.レスヴォス ■アルコール度数:14% |