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「月夜にひとめぼれ」

名前の響きがイイ！

思わず日本酒を飲みたくなるシーンが目に浮かびます。

今回は美味さはもちろんのこと、名前の響きからも人気な「白露垂珠の月夜にひとめぼれ」をご紹介いたします。

ひとめぼれは食用の一般米です。

1981年から宮城県の古川農業試験場でコシヒカリと初星を交配して育成。

10年後の1991年に水稲農林313号「ひとめぼれ」として登録された品種です。

現在はササニシキに替わって作付面積はどんどん増え、コシヒカリに次ぐ2位の収穫量にまで伸びています。

コシヒカリよりも栽培が容易な品種ということで全国各地で栽培されており、飯米としてだけで無く、酒造用としても用いられています。

そのひとめぼれで造られた酒が今回の「白露垂珠　月夜にひとめぼれ」です。

「白露垂珠」ということで米は全量、地元鶴岡産を使用。

55%精米で、麹は「白露垂珠」の真骨頂「一升盛麹蓋法(いっしょうもりこうじふたほう)」

「一升盛麹蓋法」で造られた麹は糖化力がとても強く、クリアーで米本来の旨味・膨らみのある酒に仕上がります。

これが「白露垂珠」の味があるのにキレイで優しい味わいの秘訣。

グラスに注いだだけでも旨そうな香りがプンプン♪

さすが秋上がり、良い熟成してますねー！

飲んでみると、いきなりガッツンでは無く、前半は米由来の甘味や旨味を優しく感じます。

そこから徐々に熟成の恩恵が！

こうなれば、「またか！」という声が聞こえて来そうですが当然お燗タイム♪

柔らかい旨味がより一層円やかになり、滑るようにスルスルと入って来ます。

この酒と煮物があったら何杯飲めるか。

おでんパーティーに1本用意すれば1晩で無くなりそうです(笑)

「竹の露」は飲み過ぎ注意の酒を造られるのが得意！

ということで「白露垂珠　月夜にひとめぼれ」も、もちろんオススメです！！

本数が少ないので一目ご覧になった方はすぐにゲットして下さい！

(文章：金巻 忍)