クール便と要冷蔵について

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●何故、地酒専門店は日本酒を冷蔵庫で保存しているのか?

それには2つの理由があります。

1つは、生酒。
生酒は「生もの」なので要冷蔵でしか保存ができないためです。

生酒は、火入れ殺菌されていません。
その為、乳酸菌等が瓶の中で生きています。
なので常温で放置すると、瓶の中でそれらの菌が活動を開始します。
菌が増殖するとお酒の香味に変化が生じます。
従って、「生酒」は冷蔵で保存することが必須です。

それに対し、正しく火入れ殺菌されているお酒は、常温保存が可能です。
例え、大吟醸であっても純米大吟醸であっても常温保存は可能です。

弊社では生酒をご注文のお客様には、必ずクール便でお届けしています。
理由は、生酒を普通便で発送すると様々な問題が考えられ、
強制的にクール便でお送りする方が安全だからです。

しかし火入れされているお酒は、お客様が「クール便」をご希望されない場合は
原則普通便で発送しています。


●火入れされているお酒を冷蔵保温する目的は?

何故、地酒専門店は日本酒を冷蔵庫で保存しているのか?
もう1つの理由は火入れであっても要冷蔵と記載されている商品です。

火入れされているお酒を冷蔵保存する理由は、
低温で保存することで熟成の速度を出来るだけ遅くし、
蔵出しの状態を長期間維持することが目的です。

お酒は低温で保存する程熟成の速度が遅くなります。
冷蔵庫で保存することで熟成スピードを遅らせ、味の変化を最小限に抑えることが出来るからです。

これらは特定名称で変わるものではありません。
「大吟醸」「純米大吟醸」でも、ざっくり言いますと火入れされていれば「常温保存」が可能です。
特定名称に関わらず、透明感があるきれいな酒質のものは弊社では冷蔵保存しています。

冷蔵保存して貰う目的で、火入れのお酒に対しても「要冷蔵」と記載されている蔵がございます。
それらは同じ要冷蔵と言っても生酒の冷蔵とは意味が異なります。


●弊社は生酒はクール便発送を必須としていますが、
火入れのお酒はクール便は必須では無いと考えております。

弊社では生酒はクール便発送必須というルールで運営しております。

火入れのお酒に関しましては「必須」ではなく「お客様にお任せ」しております。

普通便で送りトラブルが発生したりする商品はクール便発送必須です。
しかし「数日間の流通程度では問題が発生しない商品」に関しましては
クール便発送は特に必要無いと考えています。

仮にクール料金を無料に出来るのであれば全ての商品をクールでお届けすべきでしょう。
しかし実際にはコストが発生します。

クール便に掛かるコストが送料や商品代金に上乗せされてしまう以上、
クール便を強制する商品は必要最低限に留めるべきだと考えています。

この考えで、仮に要冷蔵と書かれているお酒でも特に冷蔵の必要が無い商品に関しましては
通常便で発送しています。

要冷蔵と書かれている商品の中にも直射日光が当たる場所や
高温の部屋での保管さえ避けて頂ければ特に冷蔵しなくても良い物もございます。

「日本酒はデリケートなので常温で発送すると味が落ちてしまのでは?」と
気にされるお客様は「任意」で「クール便」をお選び下さい。

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このページは、佐野屋 JIZAKE.COMが2015年8月 6日 14:48に書いたブログ記事です。

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